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2003 年度 実績報告書

自然保護・野外活動系環境教育の学習過程に関する理論的・実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15500576
研究機関東京農工大学

研究代表者

朝岡 幸彦  東京農工大学, 農学部, 助教授 (60201886)

研究分担者 小泉 紀雄  日本体育大学, 体育学部, 教授 (90097105)
黒川 勇三  東京農工大学, 農学部, 助教授 (00234592)
小島 喜孝  東京農工大学, 農学部, 教授 (50142766)
安藤 聡彦  埼玉大学, 教育学部, 助教授 (40202791)
石崎 一記  東京成徳大学, 人文学部, 教授 (70327261)
キーワード自然保護教育 / 野外活動 / ESD / 自然観察 / 自然体験学習 / ネイチャーゲーム / 地域づくり
研究概要

本研究は、1)自然保護・野外活動系環境教育の実践として自然観察やネイチャーゲーム等に着目し、2)これらの実践を総合的な環境教育へと構造化する理論的仮説を検証しつつ、3)地域における動態的な環境教育実践の類型と実践モデルを日米比較もととに析出し、4)その適用可能性を吟味して、自然保護・野外活動系環境教育における学習の構造化に関する理論的・実践的課題を明らかにするために、それぞれ必要な基礎的調査に取り組んだ。
まず、自然保護・野外活動系環境教育の先進地であるアメリカ合衆国において典型事例を調査するために、小泉紀雄・石一崎記の両共同研究者と当地の実践に詳しい降旗信一(研究協力者)をカリフォルニア州ローナットパーク市およびサンフランシスコ市、ネバダ市に派遣した。この派遣によって、ネイチャーゲームを中心にアメリカ合衆国の自然保護・野外活動系環境教育に関する多くの資料を収集することができた。また、日本国内における比較調査の候補地に関する資料の収集と予備調査を行なうために、研究代表者である朝岡が鹿児島県奄美大島、福岡市、北九州市を訪問した。
最終年度である次年度に引き続き共同研究者を北米環境教育学会に派遣するなど日米における自然保護・野外活動系環境教育の比較研究を軸にすすめるとともに、可能な範囲で東アジア地域の自然保護・野外活動系環境教育に関する情報も集め、自然保護・野外活動系環境教育の学習過程の構造化とモデルの構築を試みる予定である。併せて、これらの成果を報告書(冊子体)として公表したい。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 石崎一記(共著): "援助的サマースクールの研究(その1)〜(その5)"東京成徳大学臨床心理学研究. 3号. 43-93 (2003)

  • [文献書誌] Yukihiko Asaoka: "Current Situation of Environmental Education in Japan and Challenge of "Education for Sustainable Development""環境教育・青少年教育研究. 2号. 3-6 (2003)

  • [文献書誌] 朝岡 幸彦(共著): "学校という"まち"が創る学び"ぎょうせい. 214 (2003)

  • [文献書誌] Yukihiko Asaoka(共著): "Globalism and Education for Sustainable Development"Institute for Global Environmental Strategies(iGES). 136 (2004)

  • [文献書誌] 小泉紀雄(共著): "日本ネイチャーゲーム協会 指導員テキスト"(社)日本ネイチャーゲーム協会. 160 (2004)

  • [文献書誌] 小泉紀雄(共著): "自然体験活動"(株)IOM. 150 (2004)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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