研究課題/領域番号 |
15500605
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研究機関 | 上越教育大学 |
研究代表者 |
藤岡 達也 上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (10311466)
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研究分担者 |
戸北 凱惟 上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (20018659)
西川 純 上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (80218130)
小林 辰至 上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (90244186)
落合 清茂 大阪府教育センター, 科学教育部, 総括研究員 (00125246)
大辻 永 筑波大学, 教育学部, 助教授 (20272099)
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キーワード | 教員研修 / 自然体験 / 野外観察 / 総合学習 / 環境教育 / パートナーシップ / STS教育 |
研究概要 |
初任者研修、教職経験者研修、理科関連研修、環境教育研修等の中で自然体験を取り入れて実施する場合の内容・方法・場所、またパートナーシップによる教員の自主研修の支援システム等を検討・実践した。 (1)初任者教員を対象とした野外観察、自然体験活動プログラムを作成し、大阪府能勢町にある野外活動センターにおいて、二日間にわたって実践を行った。ここでは、野外施設やスタッフとの連携、パートナーシップの方法について、教育委員会も含めたシステムを構築した。 (2)地学を専門とする高等学校の教員を対象に堆積学の専門家を加えて、河川堆積物の見方・調査方法を学ぶとともに地域教材の開発の観点について、兵庫県三田地域を例に自主研修システムの在り方を明らかにした。 (3)兵庫県六甲山地及び淡路島の野島断層を中心として、「自然炎害と環境」をテーマにした野外研修を二日間にわたって実施した。ここでは、大阪府下の学校教員、元通産省地質調査所調査部長と教育センター指導主事との相互の観察スキルや教示方法などを高める研修プログラム及び連携システムを新たに検討・構築した。 (4)明石市天文館、西播磨天文台で小・中学校教員を対象として、各施設の研究者・職員とパートナーシップをつくりながら、天体観察及び天文教材開発の研修を実施した。 (5)「総合的な学習の時間」での活用を意図し、教員の生物学・地学的自然の知識・理解や意欲・関心を高め、児童生徒への指導力を高める研修を提示するために、新潟県のNPO法人「加治川ネット21」と今年度実施するプログラムを現地で調査・検討した。
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