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2004 年度 実績報告書

ウェブサイト音楽教育情報の有効活用に関する研究〜第二次『音楽室』環境整備と音楽教育情報の体系化

研究課題

研究課題/領域番号 15500614
研究機関京都女子大学

研究代表者

深見 友紀子  京都女子大学, 発達教育学部, 教授 (10283053)

研究分担者 齊藤 忠彦  信州大学, 教育学部, 助教授 (10313818)
黒田 卓  富山大学, 教育学部, 助教授 (80262468)
キーワード音楽教育 / 教育情報ナショナルセンター / 教育用コンテンツ / 日本の音楽 / 情報リテラシー / 教育の情報化 / IT活用 / 中学校音楽
研究概要

本研究は、平成13〜14年度科学研究費補助金基盤研究C-2「ウェブサイト「音楽室」環境の確立と教育効果の実証」の延長線上として、さらなる音楽教育情報の充実と内容面での体系化を目的としている。
今年度に行ったことは以下の通りである。
1.「オンライン音楽室」の活用状況の調査〜3年間の運用期間後も自主的に運営している「オンライン音楽室」(http://www.ongakushitsu.net/)の、「世界の音楽」や「日本の音楽」の活用事例を中心に調査、収集した。2.「オンライン授業」の改良〜「オンライン授業」を使った授業実践を通じて判明した問題点を一部改良してCD-ROM化し、教育芸術社の音楽指導書に添付した。3.前年度に富山県・東京都の音楽科担当教員、計約1000名に実施した、情報リテラシー、音楽の授業におけるコンピュータ活用に関する実態調査と同じ内容の調査を韓国・ソウルで実施。2004年8月、韓国コンピュータ音楽教育研究会(KCME)においてその結果を口頭発表し、ウェブサイト「音楽室」環境確立のための基礎資料とした。4.未だ音楽科教員にはほとんど知られていない情報処理推進機構 教育用画像素材集「日本の祭り」「和楽器」「能と狂言」「文楽(人形浄瑠璃)入門」(http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/edu-index.html)を中学校の音楽の授業で活用するための調査を実施した。「和楽器」では各内容ごとに考察し、「日本の祭り」では中学校の音楽教科書と直接関連するコンテンツを中心に選択してまとめた。「能と狂言」「文楽(人形浄瑠璃)入門」は専門的な構成と内容になっているため、総括的に展望し、学校における活用方法を探った。5.4.に基づき、教育用画像素材を使った「日本の音楽のモデル学習指導案」を現在作成中。
前年度に研究した内容とあわせ、教育の情報化が進まない日本の音楽科教育に対するウェブサイト音楽教育情報の有効活用の提案を研究成果報告書としてまとめる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] インターネットの活用方法2004

    • 著者名/発表者名
      深見友紀子
    • 雑誌名

      SERENO 音楽科教育実践講座 理論編 3

      ページ: 214-218

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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