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2003 年度 実績報告書

協調学習での学習者情報を系に含めたe-learning学習支援システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 15500634
研究機関十文字学園女子大学

研究代表者

安達 一寿  十文字学園女子大学, 社会情報学部, 助教授 (60222618)

研究分担者 新行内 康慈  十文字学園女子大学, 社会情報学部, 講師 (90267774)
北原 俊一  十文字学園女子大学, 社会情報学部, 講師 (20286123)
中尾 茂子  十文字学園女子大学, 社会情報学部, 助教授 (80237213)
綿井 雅康  十文字学園女子大学, 社会情報学部, 助教授 (80240472)
井口 磯夫  十文字学園女子大学, 社会情報学部, 教授 (70212751)
キーワードe-learning / 協調活動 / 学習支援システム / 教育工学 / 教育情報
研究概要

(1)協調学習を指向した学習場面の検討と分析
大学等でe-learningを利用した学習を行う場合、よりより学習効果を高めるための、学習場面と利用形態を既存の大学での授業を基に分析した。
大きく分けて、講義型と演習型の授業があるが、どちらもe-learningでの展開は可能であるが、その教材の構成や提供形態には、それぞれの特徴を活かす必要があること、また利用に当たって学習環境の状況も考慮する必要があることなど、いくつかの知見が得られた。そこで、今回の開発システムでは、ブレンディング型での活用を念頭に置いたシステムを開発することとした。
(2)学習者情報の内容の検討と分析
学習者の持つ技能,知識,興味,関心,特性などの情報をデータベース化,およびそのログを分析するためのシステム要件の検討とデータの整備を行った。併せて、学習者情報を管理するモジュールのモデルシステムを開発し、一部試行を開始した。
(3)e-learning学習支援システムの設計と開発
上記の結果を基に、システムの機能要件を整理し、システムの開発に着手している。機能要件としては、教材の提示配信の機能の整理、協調活動のための機能の整理、授業での論理的なグループ構成とシステム実装上の問題点の検討、教授者支援機能の整理、学習者支援機能の整理などを行い、基本仕様書を作成した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 北原俊一, 安達一寿: "自習型Web教材および簡易学習支援システムの開発"社会情報論叢(十文字学園女子大学研究紀要). 7. 1-10 (2003)

  • [文献書誌] 中尾茂子, 綿井雅康, 安達一寿: "グループウェアを利用した総合的な課題演習でのリーダーシップ認識に関する分析"日本教育工学雑誌. 27・2. 207-216 (2003)

  • [文献書誌] 安達一寿, 綿井雅康, 中尾茂子, 石出勉: "総合的な課題演習を支援するグループウェアの機能評価と有効性の分析"日本教育工学雑誌. 27・2. 191-206 (2003)

  • [文献書誌] 安達一寿, 綿井雅康, 中尾茂子: "グループウェアでの情報活用の過程から見た協調活動の分析"日本教育工学会 第19回大会講演論文集. 19. 779-780 (2003)

  • [文献書誌] 安達一寿, 北原俊一, 中尾茂子, 井口磯夫: "学習者情報を系に含めるe-learning学習支援システムの基礎研究"日本教育情報学会年会論文集19. 19. 200-201 (2003)

  • [文献書誌] 北原俊一, 安達一寿: "Webデータベースを利用した学生情報の有効活用"日本教育情報学会年会論文集19. 19. 42-43 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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