• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2004 年度 実績報告書

野外体験学習支援型Web-GISの開発とその実践的利用

研究課題

研究課題/領域番号 15500641
研究機関金沢工業大学

研究代表者

竹俣 一也  金沢工業大学, 基礎教育部, 助教授 (50167491)

キーワード大気観測 / 地理情報 / 気温・湿度観測
研究概要

本研究の目的は、環境教育に衛星リモートセンシングデータとWeb-GISを活用して、教育現場で活用可能な野外体験学習支援システムを構築することである。本研究では、GPS(Global Positioning System)を用いて観測位置を同定し、その位置座標でデータベースを検索し、その場所に関連する環境情報(例えば、その場所付近の衛星リモートセンシング画像など)をWeb-GISから引き出せるようなシステム(環境情報データベース)を構築する。
本年度は下記内容の研究を実施した。
1)教材への応用を前提とした衛星リモートセンシング画像データの解析
Terra/ASTER衛星画像データを解析し、環境情報データを作成した。
2)スカイラジオメータによる地上から大気観測を実施
前年度に引き続きスカイラジオメータを用いて大気観測を実施し、石川県の大気の日々の状況をデータとしてまとめた。また、この大気観測で得た情報に基づいて衛星リモートセンシング画像データを大気補正に必要な光学パラメータ推定に関する研究を推進した。
3)気温・湿度データロガーによる金沢市内の気温・湿度観測を実施
金沢市内中心部に33カ所に気温・湿度データロガーを設置し、夏季の地方都市のヒートアイランド現象の状況を調査した。
4)野外体験学習支援用のWeb-GISシステムの開発
前年度に引き続き衛星画像データ解析ツールソフト(インフォサーブ社)を用いてWeb-GISシステムの基盤部分を開発した。さらに、上記3)のデータを本システムに活用しWebから参照できるようにした。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] The Correlation between NDVI Value and Surface Temperature Measured by ASTER2004

    • 著者名/発表者名
      Takemata, K., Kawata, Y., Naoe, N.
    • 雑誌名

      Proceeding of the XXth Congress of ISPRS XXXV・B7

      ページ: 533-535

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] The Validation of Aerosol Optical Thickness Retried by Band Correlation Method from MODIS Image Data2004

    • 著者名/発表者名
      Kawata, Y., Fukui, H., Takemata, K.
    • 雑誌名

      Proceeding of the XXth Congress of ISPRS XXXV・B1

      ページ: 524-527

URL: 

公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi