研究概要 |
1.ツーリズムにおける最適経路,目的地の価値に基づく時間空間情報の表現 (1)時間変化に依存する時空間データとGISデータとの協調表現法について研究し,GISの最適経路問題に応用してその有効性を試みた. (2)上記の研究において,時空間データのオブジェクト化と既存ソフトウェア上での表現を行った. これらの結果を,論文「Optimum Solution for Set-based Vehicle Routing Problem Using GIS Road Map」,「Construction of Graph-Structured GIS Road Map Using High-Resolution Satellite Image」,「Construction of Graph-Structured GIS Road Map Using High-Resolution Satellite Image」として発表した. (2)意思決定+行動現象の時空間の高度化 (1)意思決定過程の数学的表現と行動現象の時空間データ表現の解析を行い,高度化を図るために最適経路問題に応用した. (2)行動現状について分析し,空間データの埋め込みを行った. これらの結果を,論文「最適観光経路問題とその解法」,「Construction Of Graph-Structured GIS Road Map Using High-Resolution Satellite Image」として発表した。 (3)人間の意思決定過程のコンピュータシミュレーション開発 (1)意思決定分析用ANP (Analytic Network Process)を開発し,高度化を実現するために評価関数について研究を行った. これらの結果を,論文「集団意思決定ストレス法を用いたANPによる合意形成」,「An Optimal Routing Problem for Sightseeing with Fuzzy Time-Varying Weights」として発表した.
|