I.鈴木大拙の手稿を含む新著作の発見 I-1.松ヶ岡文庫の調査 (1)松ヶ岡文庫を数度訪問調査した。約300枚のコロンビア大学講義原稿をはじめ、20数種の未発表原稿を発見した。平成18年以降順次公表する。 (2)松ヶ岡文庫所蔵外国語雑誌を調査した。一覧表を作成し『松ヶ岡文庫年報19号』に掲載した。 (3)鈴木大拙の英文日記を17年分発見した。『松ヶ岡文庫年報19号』に1920年代のものを翻刻掲載した。 I-2.北米東海岸の大学図書館等の調査 (1)ラサールのヘゲラー・ケーラスマンション、(2)南イリノイ大学モーリス図書館特別コレクション、(3)ワシントン大学図書館特別コレクション、(4)コロンビア大学図書館特別コレクション・東アジア図書館・大学歴史資料館、(5)アメリカ仏教協会資料室、(6)ペンシルヴァニア歴史協会、等々を訪問調査した。 II.大拙英文著作の検討 (1)鈴木大拙英文著作一覧を作成した。(2)英文著作で翻訳のあるなしを調査した。(3)太平洋戦争終了時までの大拙英文著作の思想動向を検討した。
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