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2003 年度 実績報告書

両次大戦間の造形表現における古典主義傾向について-欧米および日本の諸相-

研究課題

研究課題/領域番号 15520093
研究機関東京造形大学

研究代表者

岡村 多佳夫  東京造形大学, 造形学部, 教授 (30343560)

研究分担者 長谷川 堯  武蔵野美術大学, 造形学部, 教授 (70130789)
小林 昭世  武蔵野美術大学, 造形学部, 教授 (10231317)
沢 良子  東京造形大学, 造形学部, 助教授 (40343561)
キーワード造形表現 / 古典主義
研究概要

平成15年度は、各研究者がそれぞれの研究領域の資料収集ならびに、調査を中心におこなった。
その中で、岡村は平成15年度に東京で開催された「ピカソ・クラシック」展のカタログに、ロシア・バレエ団の『パラード』という作品の美術を担当したピカソの1917年前後の考えと動向を、脚本のジャンコクトー、音楽のエリック・サティとの関係をもとに考察しまとめた。さらに、平成16年3月、パリのピカソ美術館で始まった「ピカソ/アングル」展を閲覧、調査をおこない、ピカソの古典主義と呼ばれる1920年末から30年代にかけての作品を見るとともに、彼がいかに19世紀前半の古典主義を代表する画家アングルに魅了されたかを確認した。
沢は、超高層ビルが生み出す問題を、両次大戦間、とりわけニューヨークにおけるスカイ・スクレーパーへの夢と希望と同時に、そこに生じた諸問題から始めて、日本における受容と実践、ならびに批判を検証しつつ、今日に至るまでの道程をまとめ、東京造形大学より小冊子にて出版した。
小林と長谷川は、平成16年度の調査旅行の準備段階として、研究に必要な外国機関と資料閲覧と収集に関する連絡を取った。
さらに各研究者の調査研究ならびに資料データベース作りのために、コンピュータの環境を整備した。また、次年度調査用の撮影機材と周辺機器を購入し、整備を行った。

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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