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2005 年度 実績報告書

両次大戦間の造形表現における古典主義傾向について-欧米および日本の諸相

研究課題

研究課題/領域番号 15520093
研究機関東京造形大学

研究代表者

岡村 多佳夫  東京造形大学, 造形学部, 教授 (30343560)

研究分担者 沢 良子  東京造形大学, 造形学部, 教授 (40343561)
小林 明世  武蔵野美術大学, 造形学部, 教授 (10231317)
長谷川 尭  武蔵野美術大学, 造形学部, 教授 (70130789)
キーワード造形表現 / 両次大戦間 / 古典主義
研究概要

平成17年度は研究最終年度であることから、各研究者はこれまでの研究調査の成果を集成する作業を行った。
研究責任者-岡村、研究分担者-小林、沢、長谷川は、それぞれの調査経過を以下のように報告し、それぞれの視点から問題を提起するとともに、今後も研究継続の必要性を確認した。
・「1939年のダリ」岡村多佳夫
スペイン市民戦争という時代を背景として、ダリの作品に認められる表現の変化を解析した。
・「ヴフテマスの歴史-バウハウスとの関係を中心に」小林明世
スターリン政権下で、ヴフテマスの教育指針がどのように変化したかを解析し、その状況を同時代のバウハウスと比較検討した。
・「両次大戦間のドイツにおける古典主義傾向について-ヴェルナー・マルヒのオリンピック・スタジアム」沢良子
1936年に竣工したベルリンのオリンピック・スタジアムを例として、建築における古典主義的な表現が、ナチズム政権下の特殊性よりも、ドイツにおける古典主義建築との歴史的な継続性に位置づけられる可能性を指摘した。
・「村野藤吾と両次大戦間の建築思潮」長谷川堯
建築家村野藤吾の1930-40年代の建築思潮及び建築作品を精査し、モダニズムから組み立てられる建築史観とは異なる作品と思潮を検証した。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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