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2004 年度 実績報告書

『源氏物語』古注釈資料のデータベース化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15520108
研究機関広島大学

研究代表者

妹尾 好信  広島大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (10171357)

研究分担者 西本 寮子  県立広島女子大学, 国際文化学部, 教授 (70198521)
黒木 香  活水女子大学, 文学部, 助教授 (70195577)
古瀬 雅義  安田女子大学, 文学部, 助教授 (60238681)
森下 要治  広島文教女子大学, 人間科学部, 助教授 (50263645)
中村 康夫  国文学研究資料館, 文学形成研究系, 教授 (60144680)
キーワード源氏物語 / 古注釈 / データベース / 紹巴抄 / 製版本 / 古活字本
研究概要

本研究の第2年目である平成16年度には、研究代表者と、中村を除く研究分担者4名は、前年度に引き続いて、広島大学図書館蔵『源氏物語抄(紹巴抄)』全20冊の本文データの入力作業と、国文学研究資料館蔵のマイクロ資料の紙焼写真を用いて東洋文庫蔵の古活字本との本文異同箇所の調査を行った。本文データ入力作業は、各分担者の担当分4冊のうち、本年度において、第3冊目までがほぼ終了し、順調に進行している。平成16年12月から平成17年3月の間に、研究代表者と研究分担者の黒木・古瀬・森下の4名は国文学研究資料館への調査旅行を行い、古活字本との本文異同を調査した。この間、研究分担者の中村は、本文データと画像データの検索システムの開発研究を行った。平成16年12月22日には、国文学研究資料館において研究打ち合わせ会を開き、文字データの解析と検索プログラム開発に関する打ち合わせを行った。入力済み本文データと、本文異同箇所のデータは、研究補助者による確認・統一作業を経て、検索プログラムに乗せられる形に加工した。また、本文データとプログラム上でリンクさせる予定の『源氏物語紹巴抄』写本の本文を広島平安文学研究会刊行の「翻刻平安文学資料稿」から画像データ化するために全ページのスキャニング作業も行った。そして、年度末の平成17年3月27日には、広島大学大学院文学研究科において研究打ち合わせ会を開き、本年度の研究の総括をするとともに、次年度に向けての研究計画を立てた。次年度は最終年度でもあり、データベース完成後の公開・出版の方法についても可能性を議論した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 『源氏物語抄(紹巴抄)』の古活字本と製版本2004

    • 著者名/発表者名
      妹尾好信
    • 雑誌名

      広島大学大学院文学研究科論集 第64巻

      ページ: 11-24

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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