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2004 年度 実績報告書

版本名所図会挿画の構造的検索による文学的意味の解明の研究

研究課題

研究課題/領域番号 15520110
研究機関鳴門教育大学

研究代表者

赤松 万里  鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (60081171)

キーワード阿波名所図会 / 讃岐国名勝図会 / 江戸名所図会 / 大和名所図会 / 都名所図会 / エコノグラフィー研究 / 図像学 / 挿画
研究概要

1.本研究は,名所図会研究をエコノグラフィー研究の一環として研究するものである。
2.対象とする名所図会は,『阿波名所図会』(2巻2冊,文化11年<1814>刊)・『讃岐国名勝図会』(前編5巻5冊,嘉永6年<1853>刊)および,『江戸名所図会』(7巻20冊,天保5年<1834>刊)・『大和名所図会』(7巻7冊、寛政3年<1791>刊)・『都名所図会』(6巻6冊、天保9年<1780>刊)・『拾遺都名所図会』(4巻5冊,天明7年<1787>刊),などである。
3.これらの名所図会を,出版学・情報流通論をベースにして,文化論的手法により解析する事を研究目的とする。
4.そのために本年度は,上記の『阿波名所図会』『大和名所図会』『江戸名所図会』を主たる対象として,名所図会のテキスト化を行った。
5.つぎに挿画を分類して,キーワードの付与などを行うための名所図会のデータベース化について,ある程度の方法論の構築をおこなった。この点でかなりの効果を上げた。
6.しかし,一方で本研究は先行研究がほとんどない研究領域であるので,分類やキーワードの付与,またデータベース化については,問題点も多く出てきている。この領域の新規の研究成果を絶えず調査することが必要であった。
7.関連する版本の挿画の風俗研究の資料としては,版本御伽草子挿画についても研究資料を収集した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 近世版本の挿画-名所図会と御伽草子-2005

    • 著者名/発表者名
      赤松万里
    • 雑誌名

      語文と教育 第19号(発表予定)

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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