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2004 年度 実績報告書

正親町町子作『松陰日記』の時代と公家と武家の文芸の接点の探究

研究課題

研究課題/領域番号 15520115
研究機関淑徳大学

研究代表者

宮川 葉子  淑徳大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (90296301)

キーワード江戸時代 / 徳川大名 / 公家 / 類題和歌集 / 和歌 / 正親町町子 / 松陰日記 / 六義園記
研究概要

前年に引き続き、柳沢家の和歌関係に焦点を当てて研究した。吉里編纂と思しい「続明題和歌集」の夏・秋歌を翻刻し「柳沢吉里編纂の「続明題和歌集-その紹介と翻刻(二)-」」として、冬歌を翻刻し「柳沢吉里編纂の「続明題和歌集-その紹介と翻刻(三)」」として論文で発表した。さらに吉保の書簡を調査。町子の生母右衛門佐に宛てた書状は、元禄十五年四月の柳沢邸罹災において焼失した古典籍(特に和歌)の再建を望む吉保の意を汲み、佐が兄弟の町尻に頼み、霊元院の指揮下に各廷臣達に書写させた三代集への礼状であることがわかった。「右ヱ門佐宛書状-柳沢家の罹災をめぐって-」として論文発表した。また口頭発表では、淑徳大学国際コミュニケーション学会(平成17年2月19日)において、「六義園-公家文化と武家文化の接点-」として口頭発表し、米国ニューヨーク・コロンビア大学における"The Tale of Genji in Japan and The World"において「江戸期の公家と武家の文化交流-綱吉の時代を中心に-」と題して口頭発表をした。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 柳沢吉里編纂の「続明題和歌集」-その紹介と翻刻(三)2005

    • 著者名/発表者名
      宮川葉子
    • 雑誌名

      国際経営・文化研究 9-2

      ページ: 1-22

  • [雑誌論文] 右ヱ門佐宛書状-柳沢家の罹災をめぐって2005

    • 著者名/発表者名
      宮川葉子
    • 雑誌名

      国際経営・文化研究 9-2

      ページ: 1-10

  • [雑誌論文] 柳沢吉里編纂の「続明題和歌集」-その紹介と翻刻(二)2004

    • 著者名/発表者名
      宮川葉子
    • 雑誌名

      国際経営・文化研究 9-1

      ページ: 1-49

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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