• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2004 年度 実績報告書

現代詩文献に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15520119
研究機関日本大学

研究代表者

曽根 博義  日本大学, 文理学部, 教授 (90120493)

研究分担者 佐藤 健一  日本大学, 商学部, 教授 (30149158)
藤本 寿彦  奈良大学, 文学部, 教授 (50330527)
キーワード『現代文藝』 / 『新潮』 / 『文学世界』 / 三好達治 / 田中冬二
研究概要

(1)昨年度に引き続き、古書店の目録をはじめ古書情報に注意を払い、代表者、分担者ともに資料の蒐集、購入に努力した。
(2)代表者の曾根博義は、俳人兼編集者の金児杜鵑花関係の図書や雑誌、中原中也がらみで中村古峡関係の資料、詩人でもあった中村真一郎の初期資料などを、藤本寿彦は稀覯詩誌『時間』の創刊号を含む4冊、高橋新吉、小野十三郎らの詩稿を、佐藤健一は雑誌『戦列』、『文芸真砂』3篇など、プロレタリア詩関係文献を中心に購入した。
(3)資料は購入のほか、引き続き日本近代文学館、神奈川近代文学館、昭和女子大学図書館、大妻女子大学図書館、その他の文学館、図書館で探索、閲覧、複写を行った。
(4)とくに曾根博義は『新潮』『現代文藝』『文学世界』『L' ESPRIT NOUVEAU』などの雑誌の調査、紹介、研究に力を入れた。
(5)藤本寿彦は同人研究誌『始更』を主要な舞台に成果の発表に意欲を示している。
(6)代表者の曾根博義が本年度に発表した主な研究成果
○金児杜鵑花と雑誌『現代文藝』 『日本古書通信』69-4
○新潮一〇〇年史 『新潮』101-6
○『文学世界』-関東大震災前夜の投書雑誌 『〓板』III-8
(7)分担者の藤本寿彦が本年度に発表した主な研究成果
○ちんからほけきょのとんがらし-三好達治の詩をめぐって- 『始更』3
○田中冬二論 奈良大学『総合研究所所報』13
(8)分担者の佐藤健一は来年度に成果を集中的に発表すべく準備中である。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (6件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 田中冬二論2005

    • 著者名/発表者名
      藤本寿彦
    • 雑誌名

      奈良大学総合研究所所報 132

      ページ: 31-51

  • [雑誌論文] 金児杜鵑花と雑誌『現代文藝』2004

    • 著者名/発表者名
      曾根博義
    • 雑誌名

      日本古書通信 69-4

      ページ: 7-9

  • [雑誌論文] 新潮一〇〇年史2004

    • 著者名/発表者名
      曾根博義
    • 雑誌名

      新潮 101-6

      ページ: 388-423

  • [雑誌論文] 『文学世界』-関東大震災前夜の投書雑誌2004

    • 著者名/発表者名
      曾根博義
    • 雑誌名

      〓板 III-8

      ページ: 2-15

  • [雑誌論文] 新資料「現代仏蘭西音楽の話」2004

    • 著者名/発表者名
      曾根博義
    • 雑誌名

      坂口安吾論集 II

      ページ: 117-119

  • [雑誌論文] ちんからほけきょのとんがらし-三好達治の詩をめぐって2004

    • 著者名/発表者名
      藤本寿彦
    • 雑誌名

      始更 3

      ページ: 86-93

  • [図書] 新編 中原中也全集 別巻(下) 資料・研究篇(共著)2004

    • 著者名/発表者名
      曾根博義
    • 総ページ数
      396-405
    • 出版者
      角川書店

URL: 

公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi