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2003 年度 実績報告書

英米における文学・言語・メディア教育の比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 15520154
研究機関東京大学

研究代表者

林 文代  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (20139497)

研究分担者 斎藤 兆史  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (80162246)
キーワード文学 / 言語 / メディア / 教育
研究概要

研究初年度の本年度は、イギリスとアメリカそれぞれの高等教育機関において、どのような文学・言語・メディア教育がなされているかを探るための第一歩として、主に基本的文献やメディア関連資料の収集を開始した。具体的には研究代表者(林)がアメリカの大学・大学院の文学・教育カリキュラムや教材およびそれらに関連する資料収集を、研究分担者(斎藤)が同様のことをイギリスの高等教育機関に関する資料収集を行った。(一例を挙げると『ティーチング・リテラチュア』(ショワルター)、『ザ・イングリッシュ・スタディーズ・ブック』(ポープ)、『ディシプリニング・イングリッシュ』(シャムウェイ編)など。)
近年、文学教育、言語教育、メディア教育が融合する傾向にあるので、資料は、伝統的な書籍からビデオ教材、DVDにまで多岐におよんだ。詳しい調査結果は、来年度に行う予定の資料の比較検討を終えてみなければなんともいえないが、仮説としていえることは、英語を最大の文化資源とするイギリスが文学・言語・メディア教育において中心的な役割を果たすべく、ブリティッシュ・カウンシルなどを通じて、積極的な世界戦略を展開しているのに対し、アメリカは、むしろ国内の文学・言語・メディア教育の制度作りに専心しているということである。
本研究にとって資料収集は基本であり、また新しい資料も出版されているので、来年度もまた引き続き資料収集に力を入れることになる。それと同時に今年度はほとんどできなかった資料の整理や分析も開始する予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 斎藤 兆史: "英語達人塾"中央公論新社. 186 (2003)

  • [文献書誌] 斎藤 兆史: "英語の教え方学び方"東京大学出版会. 192 (2003)

  • [文献書誌] 斎藤 兆史: "日本人に一番あった英語学習法"祥伝社. 186 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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