• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2004 年度 実績報告書

古代インド説話を通じた東西比較説話研究

研究課題

研究課題/領域番号 15520177
研究機関大阪大学

研究代表者

高岡 幸一  大阪大学, 言語文化研究科, 教授 (40065470)

キーワード古代インド説話 / 西欧古代・中世文学 / 古代日本説話 / ジャータカ / パンチャタントラ / 今昔物語集 / ラ・フォンテーヌ
研究概要

本年度においては、昨年度開始年度において入手した説話関係およびその他の文献、資料の検討や整理を主に行った。また、これと平行して本研究の中軸となる『ジャータカ』や『マハー・ヴァストゥ』などを中心とするインド関係の文献の再読や精読に時間を費やした。さらに、本年度は前年度に入手できなかった文献の収集にも精力的にこれを続行した。
出張などを通じて他大学の研究者との意見交換や情報交換を行い、他大学内の図書館や資料室の利用を経てより広範な文献・資料の閲覧や転写を試み、研究年度2年目として初年度よりも一層充実した研究活動を実施することができた。
昨年秋から日本学術振興会に出版助成金申請のための準備として、過去数十年にわたる西欧および日本の説話関係の論文(いずれもインド説話を通しての比較研究)業績を整理・加筆し、一貫とした書籍の形態に再構成させるための作業に数カ月間時間を当てた。申請書類を提出後においても細部の調整や推敲などの作業は現時点においても続行中てある。
最後に、最終期間の3月には二週間のフランスへの研究渡航を行い、現在まで入手が果たせなかった文献・資料の探索を行った。パリでは国立図書館をはじめ大学図書館および古書店などを通じて閲覧や購入の活動に従事した。
この最後の計画の局面が無事達成でき、本年度の研究計画は自分にとっては十分充実したものとなったことを確信する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] アフリカ経由アジアとヨーロッパ-説話の往来-2004

    • 著者名/発表者名
      高岡幸一
    • 雑誌名

      言語文化共同研究プロジェクト2003-「現代アフリカ文学の動向」

      ページ: 1-8

URL: 

公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi