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2004 年度 実績報告書

英語によるアフリカ文学が映し出すエイズ問題-文学と医学の狭間に見える人間のさが

研究課題

研究課題/領域番号 15520230
研究機関宮崎大学

研究代表者

玉田 吉行  宮崎大学, 医学部, 教授 (80207232)

キーワードアフリカ文学 / エイズ / 英語 / 医学 / 人間のさが / 南アフリカ / 小説 / ケニア
研究概要

本研究の目的は、アフリカのエイズの問題を文学がどう描いているのかを探ることです。
昨年度に引き続き、計画に基づいて以下の研究の成果を発表、もしくは研究を継続中です。
1 Wamugunda Nice Peopleについてまとめたものを出版しました。
2 Meja MwangiのThe Last Plagueの作品論をまとめましたので、出版の準備に入ります。
3 Ngugi wa Thiong'oの作品やジンバブエと南アフリカのエイズ事情、政治事情についてのまとめを行ないます。
4 2003年度の本学医学部の大学祭で行なった「アフリカと医療」のシンポジウムの発表「アフリカのエイズ問題 制度と文学」をホームペイジ(http://tamada.med.miyazaki-u.ac.jp/tamada/works/africa/index.html)に公開しました。
科研費の謝金が使えましたのでホームペイジ(http://tamada.med.miyazaki-u.ac.jp/tamada/)も作り、研究にも授業にも充分に活用させてもらって感謝しています。
大学の広報誌「2003 Research研究活動紹介宮崎大学」56ペイジに「-エイズを主題とするアフリカ文学が描く人間性(さが)-]を書き、ホームペイジ「-エイズを主題とするアフリカ文学が描く人間性(さが)](http://tamada.med.miyazaki-u.ac.jp/tamada/works/essays/04-kenkyushokai.doc)でも公開しています。
Nice Peopleについては、本年度も引き続き医学科2年生の英語II(Medical Topics)で取り上げました。ケニアでのエイズ騒動でパニックになった状況を医者の目を通して描いた作品として、医学生には興味をひくものでもあり、歴史的にも貴重な資料でもあるからです。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 医学生とエイズ:ケニアの小説『ナイス・ピープル』2004

    • 著者名/発表者名
      玉田吉行
    • 雑誌名

      ESPの研究と実践 第3号

      ページ: 5-17

URL: 

公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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