本研究の目的は、アフリカのエイズの問題を文学がどう描いているのかを探ることで、昨年16度に引き続き、計画に基づいて以下の1〜3の研究の成果を発表しました。また、4、5の研究を継続中です。 1 昨年に引き続いて、WamugundaのNice Peopleについてまとめたものを出版しました。http://tamada.med.miyazaki-u.ac.jp/tamada/works/africa/04esp-nicepeople.docに公開。 2 昨年度に掲げた「Ngugi wa Thiong'oの作品やジンバブエと南アフリカのエイズ事情、政治事情についてのまとめを行ないます。」のうちの南アフリカのエイズ事情、政治事情について出版しました。http://tamada.med.miyazaki-u.ac.jp/tamada/works/safrica/05esp.s.africa.aids.docに公開。 3 今回の研究課題の出発点ともなったジンバブエ滞在のまとめたものの一部を出版しました。http://tamada.med.miyazaki-u.ac.jp/tamada/works/essays/05harare.docに公開。 4 Meja MwangiのThe Last Plagueの作品論をNice Peopleと合わせて英文にまとめましたので、出版の準備に入りたいと思います。 5 ジンバブエと南アフリカのエイズ事情、政治事情についての小論を、今年度中に出版予定の『アフリカ文化論(一)-南アフリカの歴史と哀しき人間の性』(横浜:門土社)の中に収載予定です。 本研究費の謝金を活用してホームペイジ(http://tamada.med.miyazaki-u.ac.jp/tamada/)を充分させることが出来ました。感謝しています。 Nice Peopleについては、本年度も引き続き医学英語(医学科1・2年生選択科目)と医学科2年生必修科目の英語II(Medical Topics)で、免疫不全症候群と性感染症の一つとして取り上げました。
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