研究課題
基盤研究(C)
本研究の対象である南スラウェシ語群中の中核下位語群である北方下位語群について以下のような調査・研究を行った。1現地調査、2資料分析、3研究発表・論文・執筆。1としては、おもにマッセンレンプル語、バッタエ語、および独立した言語であるか他の言語の方言か定説のないママサ、ダッカ等の現地調査を行った。2としては、比較言語学上の分析を山口、音声の分析を中嶋、文法上の諸現象については山口および現地協力者が行った。3としては、山口が論文を複数執筆し、山口、中嶋、現地協力者が学会において研究発表を行った。本研究により、北方下位語群の実体がかなり明らかになり、また、これまでに研究資料が不足していた言語、方言の研究資料を収集することができた。さらに、収集された録音資料は、今後話者数の減少が避けられない言語に対する音声データベース構築により保存されることになる。以上の成果は、今後の南スラウェシ語群の研究に役立つものである。
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インドネシア 言語と文化 11
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言語文化学会論集 25
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Indonesia, Bahasa dab Budaya No.11
Journal of Linguistic and Cultural Studies No.25
言語文化学会論集 22
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ランピ(Rampi)語の研究 10
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Journal of Linguistic and Cultural Studies No.22
Indonesia, Bahasa dab Budaya No.10
言語文化学会論集 20
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インドネシア 言語と文化 9
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Journal of Linguistic and Cultural Studies No.20
Indonesia, Bahasa dab Budaya No.9