• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2003 年度 実績報告書

英語多読授業の開発と普及

研究課題

研究課題/領域番号 15520350
研究機関電気通信大学

研究代表者

酒井 邦秀  電気通信大学, 電気通信学部, 助教授 (80092609)

研究分担者 村尾 裕一  電気通信大学, 電気通信学部, 講師 (60174265)
キーワード多読
研究概要

平成15年度の目標はア多読教材データベースを完成させること、イ読書記録および図書貸し出し管理システムを作成することであった。
アの目的のために多読教材を購入し(103万円分)、データベースをほぼ完成させた。またイの目的のために読書記録兼貸し出し管理ソフトウェアを発注した(50万円)。データベースおよび管理ソフトウェアは一体化しており、外部のソフトウェア会社に開発を依頼したもので、15年度末までには試験版が納入され、16年度4月からは試験利用をはじめる予定である。
目標アおよびイは、多読授業の運営方法を確立することを目的としているが、方法の確立によって、本課題のもう一つの目的である「多読授業の普及」を容易にすることができると思われる。というのも、多読授業には100人あたり2千冊程度の教材が必要と思われるので、その保管と管理にどうしてもコンピュータの助けが必要となり、コンピュータの知識のない英語の先生にもあつかえる管理ソフトウェアの開発が必須だったからである。
読書記録・管理ソフトウェアは完成していないが、データベースの完成(今後新刊の教材を新規登録する必要はある)により、多読授業はこの1年間に大きく広がる気配を見せている。このことはネット上のある洋書店に多読教材が大量に注文されるようになったことで明らかだと思われる。16年2月末現在で、同書店から多読教材を購入した学校および大学は80校を越える。1年前には数校であったことを考えると、今後の多読授業の発展に大きな期待を持ってよいと思われる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 古川昭夫, 河手真理子著, 酒井邦秀監修: "いっぱい読めばしっかり身に付く 今日から読みます英語100万語"日本実業出版社. 254 (2003)

URL: 

公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi