平成15年度は「日本・中国・韓国3カ国間の『交流の場』における英語使用に関する基礎データの収集」を活動目標として掲げ、筏津、沼野が分担して、それぞれ韓国、中国の大学教員を中心に英語使用に関するアンケート調査を行った。活動の詳細は以下の通り。 1アンケート票作成 7月中旬までに、調査実施のためのアンケート項目を筏津、沼野が各自で原案を作成。8月3日にそれらを広島国際学院大学に持ち寄って意見交換を行い、アンケート票最終版を確定。さらに、それらを鳥取大学および広島国際学院大学に在籍する留学生の協力を得て、韓国語版と中国語版への翻訳を行った。 2海外アンケート調査 (1)韓国分については、筏津が11月3日から11月9日まで韓国に出張し、忠南大学校(大田市)および韓国海洋大学校(釜山市)においてアンケート調査を行った。また、ソウルの漢陽大学校にはアンケート票を郵送して調査を依頼。最終的に、韓国分については220部のアンケート票を回収した。 (2)中国分については、沼野が11月1日から11月8日まで中国に出張し、大連理工大学(大連)と中国人民大学(北京)を訪れアンケート調査をおこない、最終的に101部のアンケート票を回収した。 3アンケート票の分析 海外アンケート調査で回収したアンケート票は、韓国分については鳥取大学で、中国分については広島国際学院大学で、それぞれ学生アルバイトを動員して、3月末までに単純集計作業を終了した。
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