研究概要 |
(1)平成16年8月6日にゴードン・ミッチェル氏(ピッツバーグ大学)、ベン・アティアス氏(カリフォルニア州立大学)、ブライアン・レイン氏(ノーステキサス大学)を講師に「異文化コミュニケーション訓練としてのディベート・セミナー」を津田塾大学で行った。津田塾大学、東京大学、慶応大学、立教大学、草加大学の学生20名が参加した。論題として、「日本政府は,全ての男性の正規労働者に,その子どものために育児休業を取得することを義務付けるべきか?」"Should the Japanese government should obligate every male full-time worker with a newly-born child to take child care leave?"を使用し、主にパーラメンタリー・ディベートに参加して、政策ディベートの経験の浅い学生に対して、ブレインストーミングを通じていかに議論を立てるか、試合に向けて議論をどのようにスピーチにしていくか、の指導をした。 (2)平成16年6月29日、ウエィク・フォレスト大学ベニス校で行われた国際議論学会議に参加して、研究代表者がオランダ人学者と共同で日本の謝罪を議論学的分析("'This Painful Chapter' : An Analysis of Emperor Akihito's Analogy in the Context of Dutch Old Sores.")し、欧米議論学者からのフィードバックを受けた。 (3)平成16年8月4日、議論学国際学術会議(於、津田塾大学)で研究代表者と協力者の共著論文("Beyond The Daily Me : ARGUMENTATION in an age of Enclave Deliberation.")を発表した。 (4)平成16年8月3日、議論学国際学術会議(於、津田塾大学)にヨーロッパで最も著名な議論学者フランス・ヴァン・イームレン博士を招待し、基調演説("'Mind the Gap' : Reconciling the Pursuit of Success with the Maintenance of Reasonableness.")をしてもらった。
|