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2004 年度 実績報告書

デジタル・アーカイブを用いた英語教育・異文化コミュニケーション教育の基盤的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15520376
研究機関岐阜女子大学

研究代表者

三宅 茜巳  岐阜女子大学, 文学部, 助教授 (90209875)

研究分担者 亀井 俊介  岐阜女子大学, 文学部, 教授 (70012325)
キーワードデジタル・アーカイブ / 異文化理解 / 教材開発 / 著作権 / デジタル・アーキビスト / テレビ会議システム
研究概要

本研究の目的は、情報化時代に適した、デジタル・アーカイブを用いた英語教育・異文化コミュニケーション教育のための教材の開発とその提示方法に関する研究をすることにある。素材の選定、素材を用いたデジタル・アーカイブ型教材の開発、その教材を利用した教育方法の可能性などが研究のテーマである。
また、本年岐阜女子大学は「デジタル・アーキビストの養成」で、現代的教育ニーズ取組支援プログラムに採択された。本研究は、このデジタル・アーキビストを養成するカリキュラム構成の中では、「文化に関する基礎」項目のコンテンツの創造、保護、管理、流通利用の研究に相当する。デジタル・アーキビストにはデジタル・アーカイブを開発管理する上での各ステージで、文化に関する知識・デジタル化のための技術・計画立案能力・管理運営能力・著作権等の処理能力等が必要とされる。英語教育・異文化コミュニケーション教育に関するデジタル・アーカイブを開発管理する上で、こうした諸能力の育成方法を考察する。
平成16年度は以下のような研究を行った。
1.岐阜女子大学大学院文学研究科に開講されている「米文学演習」(亀井俊介教授担当)の授業をデジタル・ビデオ・カメラで撮影・記録したものを素材し、記録した映像から音声だけを取り出し、テープを起こして文字情報に変換。変換した文字情報を編集しテキストを作成した。今後はテキスト情報・画像情報を含んだデジタル・アーカイブを開発する。2.英米詩に関するデジタル・アーカイブを改良した。印刷媒体・CDによる提示をする予定。3.アーカイブの構成要素、デジタル・コンテンツの利用のための記録項目、デジタル博物館の情報構成を考察した。4.テレビ会議システムを用いた異文化コミュニケーション授業に関して学力という観点から考察した。5.デジタル・アーカイブと著作権については引き続き研究課題である。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2004 2003

すべて 雑誌論文 (6件)

  • [雑誌論文] 演劇をテーマとしたデジタル・アーカイブの構成2004

    • 著者名/発表者名
      三宅 茜巳
    • 雑誌名

      岐阜女子大学 文化情報研究 6-2

      ページ: 1-12

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] テレビ会議システムを用いた高大連携授業2004

    • 著者名/発表者名
      三宅 茜巳
    • 雑誌名

      日本教育情報学会 年会論文集 20

      ページ: 170-171

  • [雑誌論文] 学力という視点から見たテレビ会議システムを用いた高大連携授業2003

    • 著者名/発表者名
      三宅 茜巳
    • 雑誌名

      岐阜女子大学 文化情報研究 5-2

      ページ: 30-33

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 望ましい教育用パソコンの機能や構成に関する調査(I)2003

    • 著者名/発表者名
      後藤 忠彦
    • 雑誌名

      日本教育情報学会誌「教育情報研究」 19-3

      ページ: 41-50

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] テレビ会議システムを用いた文化交流会の実施とその課題2003

    • 著者名/発表者名
      三宅 茜巳
    • 雑誌名

      日本教育情報学会 年会論文集 19

      ページ: 66-69

  • [雑誌論文] 図書館による文化・芸術の創造活動支援の課題2003

    • 著者名/発表者名
      後藤 忠彦
    • 雑誌名

      岐阜女子大学 文化情報研究 5

      ページ: 61-66

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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