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2004 年度 実績報告書

新日露戦争論-多元的視角からの日露戦争史構築の試み

研究課題

研究課題/領域番号 15520388
研究機関日本大学

研究代表者

土屋 好古  日本大学, 文理学部, 教授 (70202182)

研究分担者 稲葉 千晴  名城大学, 都市情報学部, 助教授 (20223232)
稲野 強  群馬県立女子大学, 文学部, 教授 (40168430)
千葉 功  昭和女子大学, 人間文化学部, 講師 (50327954)
中山 裕史  桐朋学園芸術短期大学, 教授 (80180438)
広野 好彦  大阪学院大学, 国際学部, 助教授 (20218861)
キーワード日露戦争 / 近代史 / 国際関係
研究概要

平成16年度における研究の概況は、以下のとおりである。共同研究としては、研究代表者および研究分担者の稲葉を中心とした日露戦争研究会の活動を通じておこなわれた。まず6月5日(土)・6日(日)に長崎県対馬市において第19回日露戦争研究会を開催し、九州工業大学のイアン・ラクストン氏、長崎シーボルト大学の横山宏章氏の報告会をおこなうとともに、対馬における日露戦争史跡見学を実施した。続いて、6月19日(土)名城大学において第20回研究会を開催し、名古屋大学大学院の宮崎千穂氏、元碧南高校教頭の成田富夫氏の報告会をおこなった。10月2日(土)、3日(日)には愛知県犬山市で「日露戦争百周年シンポジウム in 明治村・犬山市」を開催し、研究分担者広野好彦が「日露戦争前夜」の報告をおこない、研究代表者土屋がN.G.ミーシ(極東工科大学)報告に、また研究分担者千葉功がP.バートン(南カリフォルニア大学)報告に対して、それぞれ討論者をつとめた。このシンポジウムは、2005年5月宮崎県日南市で開催される日露戦争研究会主催の国際シンポジウムのプレ・シンポジウムとなるものである。
日南での国際シンポジウムについては、現在ほぼその概要が決定し、その実現に向けて実務的な作業が進められている。このシンポジウムは、日露戦争研究会の活動の集大成となるものである。
また同国際シンポジウムにあわせて成文社から出版される予定の論文集『日露戦争研究の新視点』の編集作業を推進し、土屋・稲葉・広野が京都大学教授伊藤之雄氏とともに編集委員として、この任を遂行した。同論文集には、土屋・稲葉・千葉・広野の4名が寄稿しており、2005年3月現在印刷・校正作業が進められているところである。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2005 2004 2003

すべて 雑誌論文 (6件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 日露戦争関連記事索引作成のための覚書-『ニーヴァ』(1)2005

    • 著者名/発表者名
      土屋 好古
    • 雑誌名

      史叢 71・72合併号(未定)

  • [雑誌論文] ヨーロッパ国際関係史と朝鮮史との関係2004

    • 著者名/発表者名
      藤波 潔
    • 雑誌名

      歴史と実践 25号

      ページ: 50-55

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 明石元二郎 オフラーナとの戦い2004

    • 著者名/発表者名
      稲葉 千晴
    • 雑誌名

      歴史読本 特集日露戦争100年目の真実 49巻4号

      ページ: 152-155

  • [雑誌論文] ウィーンの日本外交官と日露戦争2004

    • 著者名/発表者名
      稲野 強
    • 雑誌名

      歴史読本 特集日露戦争100年目の真実 49巻4号

      ページ: 168-171

  • [雑誌論文] 日露戦争後の「韓国の独立」2004

    • 著者名/発表者名
      広野 好彦
    • 雑誌名

      国際学論集 15巻・2号

      ページ: 67-88

  • [雑誌論文] 日露戦争の開戦過程-日英同盟の役割2003

    • 著者名/発表者名
      稲葉 千晴
    • 雑誌名

      ユーラシア研究 29号

      ページ: 15-20

  • [図書] 日本外交史ノート2004

    • 著者名/発表者名
      広野 好彦
    • 総ページ数
      214
    • 出版者
      晃洋書房

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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