平成17年度は研究期間の最終年度であり、これまでの研究活動のまとめが主な活動であった。そのひとつが、調停トレーニング上級編の試験的実施である。すでに過去2年間の活動で調停トレーニングの実施方法は完成され、手引書とデモビデオも一つ制作されている。だが、学外調停トレーニングは再度受講を希望する声が強く、上級編の必要性が感じられた。そこでこれまでのトレーニングを基礎編と位置づけ、新たに応用編を用意することとし、その準備に取り掛かった。基礎編参加者から応用編の必要性と内容についてアンケートをとり、それに従って、応用編の試験的プログラムを作成し実施した。結果は予想外の好評であり、今後は、(1)更なる改善を目指し、(2)また、実務家向け短期間の応用編を学生向けにどのように拡充させていくのかについて考えたい。 調停のデモビデオについては、ゼミ学生が3人一組の6チームを作り、スクリプト書きから配役決定、ビデオ制作まで一貫して自主的に行った。ビデオの質やスキルの程度はやはり最良とは言い難いが、学生によって制作された初めての調停ビデオであり、今後も続けていきたい活動である。
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