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2003 年度 実績報告書

ドイツにおける社会的市場経済の変容―グローバル化と比較政治経済学の観点から

研究課題

研究課題/領域番号 15530086
研究機関東京大学

研究代表者

高橋 進  東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (40009840)

研究分担者 元田 結花  東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 講師 (20292807)
中山 洋平  東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 助教授 (90242065)
キーワードドイツ / 社会的市場経済 / シュレーダー政権 / グローバル化 / 政治経済学 / ブレア政権 / 第3の道 / 新しい中道
研究概要

1.ドイツにおける社会的市場経済の変容を対象としている本研究は、本来社会的市場経済の歴史的展開を政治経済学の観点から分析すること、また1990年代以降のグローバル化のインパクトを考慮して、その変容過程を分析することを目的としていた。
2.しかし,シュレーダー政権において、アジェンダ2010に示されるように、より大規模な「構造改革」が行われようとしており、そのためシュレーダー政権は苦境に立たされ,首相を辞任する予定であり、この改革の将来は2004年3月末に予定されている、ドイツ社会民主党の臨時党大会が大きな節目となってきている。
3.以上のような経緯を踏まえ、すでに(1)アジェンダ2010の内容の分析(これは様々な政策領域を含み、各政策領域ごとの改革の内容とその狙いを分析すると同時に、政策領域を包摂する大きなビジョンの分析が必要である)、(2)この改革とグローバル化との関係(これも比較分析を必要とし、とりあえずイギリス、フランスを分析している)、(3)以上の分析を踏まえて、この改革が社会的市場経済の変容なのか、はたまたその放棄なのかを最終的には評価する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Susumu TAKAHASHI: "The Impact of Globalization on Domestic Politics in Japan"Center for Japanese Studies, University of Sheffield, 40^<th> Anniversary Symposium on beyond Globalization in Japan and Asia, 2003/07/25-27. (論文集のなかの論文として刊行予定).

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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