研究課題
当研究は2003年度に引き続き中東欧8ヶ国の市場経済への道、いわゆる転換期の経験を調べようとしていた。研究に当たって2003年度にはじめた作業を報告の形で段階的に議論して充実した。国別の報告書を2004年の4月と9月に2回に渡って現地のハンガリー(ブダペスト)でワークショップを開いて準備中のレポート成果を確認して、研究中に浮かび上がっていた様々な課題を議論して、必要となった調整を行い、追加的なデータと課題の必要性を決めて研究活動を進めていた。両方のワークショップの間、または前と後でも研究活動に協力していた先生方とメールの遣り取りをしてディスカッションを行った。年度末まで報告書をメールディスカッションの結果として充実し、ほぼ完成させた。今の段階で研究テーマ全体の纏め、または出版の準備を進めている。研究の成果として、参加者も大変勉強になり先生方は代表者と共に研究の成果を今後の研究基礎として利用し、教育の面ではすでに行かしている。さらに部分的に国際会議で発表を行い論文にも出している。諸国の発展、市場経済への準備ではかなりの格差があって、それにも係らず加盟するまでには市場経済の準備が足並みを揃って完成させた。過渡期初期の異なった事情にも係らず非常に似ている幾つか課題が軒並みに現れ、反応、解決方法も似ていたが驚くべき、期待はずれの成果も研究の結果として明らかに成った。以上の過渡期成果が短期的なのか、長期的なのか研究を続けない限り判断が難しい。そう言う問題、課題はまだ沢山残っている。
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すべて 雑誌論文 (5件)
国際文化研究 9号
ページ: 17-31
Journal of East-West Trade (印刷中)(Accepted for publication)
Politicka ekonomie 1
ページ: 35-47
Ekonomika.ISSN 1392-1258 Vilniaus universiteto leidykla 68
ページ: 91-112
In : MORVAY, & all.Bratislava : Institute of Slovak and World Economy
ページ: 97-111