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2005 年度 実績報告書

近代日本における在来産業の全国展開の研究-営業税データによる数量的実証分析-

研究課題

研究課題/領域番号 15530243
研究機関成蹊大学

研究代表者

松本 貴典  成蹊大学, 経済学部, 教授 (10219503)

キーワード在来産業 / 営業税 / 近代日本 / 商業 / サービス業 / 第三次産業 / 地域経済発展 / 数量分析
研究概要

本研究の目的は、大蔵省『主税局統計年報書』と東京・大阪・京都・名古屋・長野・熊本・仙台・札幌・広島・丸亀の各税務監督局『税務統計書』所収の営業税データを用いて、近代日本における在来産業の全国展開を検討することにある。その際、製造業のみならず、研究蓄積の薄い商業・サービス業についても検討することを心がけること、および道府県レベルにとどまらず、市町村レベルにまで踏み込んで、数量的に実証することを、本研究では目指している。
今年度は、前年度に引き続き、国内出張を行って、東京・大阪・京都・名古屋・長野・熊本・仙台・札幌・広島・丸亀の各税務監督局『税務統計書』に所収されている営業税データを集めた。前年度に引き続き、入手できたデータから、順次コンピュータへ入力する作業を進めたが、資料の残存状況が悪く、データベース作成の作業進捗度は60%程度にとどまった。
ただし、本年度は完成年度であるため、前年度までの蓄積である統計データを用いて、研究の総括を行った。また、大阪などに出張し、この総括内容について報告を行い、参加者から有益なコメントを受けた。以上のような過程を経て、本研究を中心に、今までの申請者の研究を、大阪大学博士学位請求論文としてまとめ、2005年12月26日、大阪大学より、博士号(経済学)を取得した。さらに現在、鋭意、続く論文を準備中である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 大阪大学博士学位請求論文2005

    • 著者名/発表者名
      松本貴典
    • 総ページ数
      viii+284頁
    • 出版者
      近代日本における経済発展と地域経済

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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