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2006 年度 研究成果報告書概要

「もの造り思想」の形成プロセスと産業競争力に関する国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 15530265
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 経営学
研究機関上智大学

研究代表者

網倉 久永  上智大学, 経済学部 経営学科, 教授 (70222693)

研究期間 (年度) 2003 – 2006
キーワード産業競争力 / もの造り / メカトロニクス / 製造業 / 国際競争
研究概要

日本的な「もの造り」思想、特にその中でも「メカトロニクス」という概念の発生・普及のプロセス分析するために、まず平成15年度には予備的な調査として、生産技術のエレクトロニクス化に関する内外の文献資料を収集し、エレクトロニクス企業に対して聞き取り調査を行った。
平成16年度には、日本的な「もの造り」思想の発展プロセスの実態を把握するために、エレクトロクス企業の生産技術者を対象に聞き取り調査を実施する一方で、新聞・業界雑誌・技術誌・学会誌など「内容分析」のための分析対象データを収集し、電子ファイル化を行った。こうした調査プロセスにおいて、「メカトロニクス」という概念の発生・普及のプロセスについての事実関係を確認し、日本的な「の造り」思想の発展プロセスの概要を把握した。
平成17年度・平成18年度には、引き続き文献資料調査や実務家に対する聴き取り調査を継続し、日本「もの造り」の特質について検討を進めると同時に、近年のわが国製造業を取り巻く環境要因の変化が「の造り」思想にどのように影響を与えてきたのかについて考察を進めた。
特に平成18年度には、台湾を訪問し、日本メーカーによるデジタルカメラの生産委託の現状を調査した。台湾での現地調査の結果を踏まえて、「日本的もの造り」をバックにした、従来からの製品開発・生産システム・競争戦略がどのように変化しつつあるかを整理し、日本的な「もの造り」思想が将来どのように変化していくかについて考察を行った。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] 日本企業のトップマネジメント・チーム-デモグラフィー・コミュニケーション・意思決定-2007

    • 著者名/発表者名
      網倉久永, 岡田正大, 内田恭彦
    • 雑誌名

      上智大学経済学会ディスカッション・ペーパー ERSS No.37(06-01)

      ページ: 1-38

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 日本的もの造り思想と新生産コンセプトの形成-内容分析法による『メカトロニクス』の受容プロセス2007

    • 著者名/発表者名
      網倉久永
    • 雑誌名

      上智大学経済学会ディスカッション・ペーパー ERSS No.37(0-01)

      ページ: 1-86

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] Top Management Teams in the Japanese Corporations : Demography, Communication, and Decision-Making2007

    • 著者名/発表者名
      Hisanaga Amikura, Masahiro Okada, Yashuhiko Uchida
    • 雑誌名

      Working Paper Series ERSS (Economics Research Society of Sophia University) No.32 (06-01)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
  • [雑誌論文] Japanese 'Manufacturing Philosophy' and New Manufacturing Concept Development : Contents Analysis of `Mechatronics2007

    • 著者名/発表者名
      Hisanaga Amikura
    • 雑誌名

      Working Paper Series ERSS (Economics Research Society of Sophia University) No.33 (07-01)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

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公開日: 2008-05-27  

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