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2004 年度 実績報告書

日米ホワイトカラーの人事・賃金制度の国際比較

研究課題

研究課題/領域番号 15530278
研究機関同志社大学

研究代表者

石田 光男  同志社大学, 文学部, 教授 (40121587)

研究分担者 篠原 健一  大阪商業大学, 総合経営学部, 助教授 (40288783)
キーワード米国 / 賃金制度 / 職能給 / 職務給 / 市場賃金 / 職務評価
研究概要

本研究は、1)文献・資料のサーベイと研究会でのディスカッションにもとづく米国賃金研究の論点整理、2)米国企業人事担当者に対する現地でのヒアリング調査の実施、3)事実発見の整理と報告書の作成、という3段階に分けて実施している。これまでの研究実績は、以下のとおりである。
平成15年度は、1)の段階を完了した。具体的には、研究代表者、研究分担者、アシスタントが定期的に研究会を開催し、先行研究の批判的検討を行うとともに、ヒアリング調査に向けたヒアリング項目の準備・検討を行った。この段階では、海外研究協力者であるジェームズ・リンカーン教授(UCバークレイ)にも研究会に御参加いただき、研究の具体的な方向性についての貴重なコメントを得た。ここでの成果にもとづいて、翌年には2つの全国レベルでの学会報告を行っている(※)。
平成16年度は、主に2)の段階として、米国での現地調査を行った。具体的には、リンカーン教授のご支援の下、カリフォルニア州サンフランシスコベイエリア周辺(サンフランシスコ、バークレイ、オークランド、サンタクララ)の企業数社を訪問した。調査企業は、プライベートセクターとパブリックセクターの企業でバランスよく構成されており、米国企業の賃金制度に関する多くの事実発見を得ることに成功した。これにもとづいて平成17年度には、3)の段階である調査報告書の執筆に着手する。なお、調査報告書は、最終的に書籍として刊行する予定である。
※次頁の研究業績欄に学会報告が存在しないため、本研究の成果をここに付記する。
1.日本労務学会第34回全国大会「米国における賃金改革の現状と課題」(於九州産業大学)報告者:樋口純平
2.社会政策学会第109回全国大会「転換期のアメリカ労使関係」(於大阪私立大学)報告者:篠原健一

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (6件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 苦悩する労働組合だからこそ2005

    • 著者名/発表者名
      石田光男
    • 雑誌名

      スタディ 第44巻第2号

      ページ: 2-6

  • [雑誌論文] 視点;賃金制度改革-何が変わったのか?-2005

    • 著者名/発表者名
      石田光男
    • 雑誌名

      労働統計調査月報 Vol.57 No.2

      ページ: 1

  • [雑誌論文] 労働研究の方法的視座2005

    • 著者名/発表者名
      石田光男
    • 雑誌名

      同志社大学大学院総合政策科学研究科『総合政策科学入門第2版』

      ページ: 251-279

  • [雑誌論文] 成果主義人事の論点について2004

    • 著者名/発表者名
      石田光男
    • 雑誌名

      (社)関西国際産業関係所『国際産研』 23号

      ページ: 32-37

  • [雑誌論文] 目標面接のルールをつくり、部門業績管理の合理性にもアプローチ2004

    • 著者名/発表者名
      石田光男
    • 雑誌名

      連合 12月号

      ページ: 18-20

  • [雑誌論文] 山本潔「『日本の労働調査』をまとめて」へのコメント2004

    • 著者名/発表者名
      石田光男
    • 雑誌名

      労働法律旬報 1590号

      ページ: 60-64

  • [図書] 賃金とは何か-戦後日本の人事・賃金制度史-2004

    • 著者名/発表者名
      楠田丘, 石田光男
    • 総ページ数
      237
    • 出版者
      中央経済社

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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