• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2004 年度 実績報告書

個人レベルのモデルを用いた顧客関係管理(CRM)のための意思決定支援システム

研究課題

研究課題/領域番号 15530282
研究機関東京大学

研究代表者

阿部 誠  東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (70302677)

キーワードベイズ統計 / マーケティング / 異質性 / 顧客 / CRM
研究概要

本研究の目的は、以下の3つに分けられる。
(a)マーケティングで収集された様々な個標データから、個人レベルのモデルを構築し個人別にパラメータを推定するという一連のフレームワークを提案する。
(b)そこからマーケティング・ノレッジを得るために、推定された個人別パラメータを共変量と関連付ける枠組みを調査する。
(c)個人ごとに最適なマーケティング活動をマネージャーに推薦できるような意思決定支援システムの構築を目指す。
それを踏まえて、本年度は
1.ベイズ統計、データマイニングなどの手法の探索
2.(a)のモデル化、そしてサンプルデータへの応用
3.(b)におけるモデルの精緻化
を行なった。(a)のモデルを実データに当てはめた場合の問題点が明らかとなり、現在、解決方法を検討中である。また、(c)の実用化を視野に入れた場合、統計手法のほかに、データマイニング、機械学習なども有用ではないかを検討している。
また以下の学会に参加をし、研究の報告発表、そして他の研究者からの提案を得た。
2004年6月 日本マーケティング・サイエンス学会(福岡大学)
2004年6月 INFORMS マーケティング・サイエンス学会(オランダ、ロッテルダム)
2004年12月 統計数理研究所での国際シンポジウムInternational Conference on "Recent Development of Statistical Modeling in Marketing-Latent Variable and Latent Structure Approach-"のオーガナイザーの1人

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] A Prediction Model for Web Page Transition2005

    • 著者名/発表者名
      Makoto Abe
    • 雑誌名

      International Journal of Electronic Business 3(4)(未定)

  • [雑誌論文] Investigating the Competitive Assumption of Multinomial Logit Models of Brand Choice by Nonparametric Modeling2004

    • 著者名/発表者名
      Makoto Abe, Yasemin Boztug, Lutz Hildebrandt
    • 雑誌名

      Computational Statistics 19(4)

      ページ: 635-657

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

URL: 

公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi