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2003 年度 実績報告書

公的部門の監査・政策評価の数値モデル開発についての国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 15530295
研究機関北海道大学

研究代表者

吉見 宏  北海道大学, 経済学研究科, 助教授 (90222398)

キーワード公的部門 / 政策評価 / 行政評価 / 監査 / 政府会計 / 地方自治体会計 / 国際情報交換 / オーストラリア:イギリス
研究概要

本年度は研究の初年度であり、全体研究の構成および基礎データの収集が中心となった。まず、本研究に関連するここまでの研究成果について、これを集約することを行った。このために、まず海外研究協力者のマーク・クリステンセン(オーストラリア)と主として通信で連絡を取り、その結果を共同で研究報告を行い、今後の国際比較研究のための基礎とした。加えて、他の海外研究協力者のクリストファー・ハンフリー(イギリス)とも主として通信で連絡を取り、研究の方向性と構成のあり方について意見を得ている。なお、ここまでの集約作業および全体の構成作業については7月末までをめどに行った。
また、国内の主要研究者に対して聞き取り調査、意見聴取を行い、数値モデル開発のために必要となる主たる要件および解決すべき問題点の発見に向けた研究を行った。この中では、特に政策評価、行政評価で用いられる手法と会計検査などの公的部門の監査で用いられる類似した手法、たとえばVFM監査について、その違いを示す要因を組み込む必要があることが明らかとなった。なお、関連して公的部門の会計、監査に関連する諸文献の収集を行い、かつその分析も行っている。以上は、主として8月以降年度末までに行った。
研究の初年度でもあり、研究の最終目的を直接に報告する研究成果には至っていないが、その基礎となる研究成果および関連する研究成果については、適宜国際会議および公刊雑誌等において発表している。また、地方自治体等に直接に意見聴取する機会が本年度は少なかったが、これは一定程度モデルに取り込むべき要素を検討した後に、主として次年度以降における研究課題とすべきものと考えている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 吉見 宏: "監査期待ギャップの論理と必然性"経済学研究. 53・3. 326-337 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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