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2005 年度 実績報告書

教育と福祉に関する言説の比較歴史社会学的考察-韓国と日本-

研究課題

研究課題/領域番号 15530341
研究機関日本女子大学

研究代表者

尾中 文哉  日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (90233569)

キーワード教育 / 福祉 / 比較社会学 / 歴史 / 新聞記事 / 国際研究者交流 / 新聞 / 韓国
研究概要

「研究実施計画」1.のとおり、ひきつづき仁済大学校の朴貞蘭助教授に海外共同研究者として参加していただいた。
同2.については、『東亜日報』のデジタルアーカイブから1999年分を用いて補足分析を行った。本来なら1998年分について行う予定であったが、デジタルアーカイブが1999年からしか提供しておらず、1999年で代用することとした。この間には大きな変化がなかったので、代用することが十分可能であると考えられたからである。
同3.については、『東亜日報』マイクロフィルムを用いて、韓国における「老人観」と「老人扶養」言説について分析を行った.また、老人に関する実態調査の記事の収集も行った。
同4.に予定したとおり、これまでの2年間の分析結果とあわせて韓国と日本における「教育言説」と「福祉言説」の歴史的変遷と比較考察を行い、報告書結論部分の執筆を行った。、また、「言説」についての研究のサーベイも行って理論的な問題意識の精緻化も行い、報告書序論部分の執筆を行った。
同5.に予定したとおり、東亜日報社史や朝日新聞社史も資料として分析し、新聞記事の上での変容と、新聞社としての事件や量的データの変化との関連づけを行い、立体的な比較考察を行った。
同6.に予定したとおり、新聞資料に労力を集中することで、一貫性のある考察を行うことができた。
同7.に予定したとおり、夏の終わりに尾中の訪韓を行って報告書原稿の本論部分の読み合わせを行い、冬に朴の訪日を行って報告書原稿の序論・結論部の読み合わせ、および章立てについて打ち合わせを行った。校正など細部の詰めは、メール上でのやりとりによって行った。
以上の作業の結果、比較的早い時期に研究成果報告書をまとゆることができた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 『東亜日報』における「大学入試」関連記事の変容-新聞メディアと「忘却」-2006

    • 著者名/発表者名
      尾中文哉
    • 雑誌名

      日本女子大学紀要 人間社会学部 第16号

      ページ: 1-9

  • [図書] 高校と大学の接続-入試選抜から教育接続へ-2005

    • 著者名/発表者名
      荒井克弘, 橋本昭彦偏
    • 総ページ数
      352
    • 出版者
      玉川大学出版部

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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