• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2006 年度 実績報告書

日本の世帯構造とアンペイド・ワークに関する世界システム論的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15530349
研究機関長野大学

研究代表者

古田 睦美  長野大学, 産業社会学部, 助教授 (60278166)

キーワードアンペイド・ワーク / 女性労働 / 時間利用調査 / 世界システム
研究概要

○長野県と日本平均、欧州との比較研究。
長野県において行った生活時間調査のデータをふまえ、2006年5月14日に行われた「地域社会学会第31回大会」(仏教大学)のシンポジウム「不平等、格差、階層と地域社会」に討論者として参加し、ヨーロッパと日本平均、郡部の事例としての長野における生活時間および、働き方と暮らし方のバランスを比較考察した。研究成果の詳細は今年度中に論文として発表する予定である。
○新たなフレームワークの構築
世界システム論に立脚した世帯構造に関する議論の収集と整理、および、スウェーデン統計局、Eurostatのフレームワークに関する論文の検討を継続して行った。
世界システム論に立脚した世帯構造および世帯内におけるアンペイド・ワーク研究のフレームワークとしては、I.Wallerstein編の著作、および、Fernand Braudel Center刊行のReview誌の関連論文、MariaMies, ClaudiavonWerlhofなどの、ジェンダー視覚から世界経済を論じる論者の論文を検討し、先行研究のまとめを学説の整理として「ジェンダーと世界システム・従属理論」『ジェンダーの社会学』として発表した。
後者としては、Eurostat、スウェーデン統計局などのフレーム・ワークに関する論文、政策および統計データと男女平等政策の関連に関する論文などを検討し、科学研究費成果報告書にまとめた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 図書 (1件)

  • [図書] ジェンダーと社会理論2006

    • 著者名/発表者名
      古田睦美
    • 総ページ数
      305
    • 出版者
      有斐閣
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

URL: 

公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi