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2003 年度 実績報告書

ソーシャルワーカーの専門的力量形成過程における支援システムの構築に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 15530363
研究機関埼玉大学

研究代表者

保正 友子  埼玉大学, 教育学部, 助教授 (80299859)

研究分担者 鈴木 眞理子  岩手県立大学, 社会福祉学部, 助教授 (90279638)
キーワードソーシャルワーカー / 専門的力量 / 支援システム
研究概要

平成15年度は、以下の2つの調査研究を行った。
一点目は、若手と中堅のソーシャルワーカーを対象とした、力量形成の過程についての聞き取り調査の実施と、そこから力量形成の契機を抽出することである。
具体的には、社団法人日本社会福祉士会に所属する、(1)福祉の仕事に携わり3年以上5年未満の20代半ばのソーシャルワーカー10名と、(2)福祉の仕事に携わり10年以上経過している30代後半の9名についての聞き取り調査を行った。30代については、今後1名の調査を計画中である。
現時点では、それぞれのインタビュー結果から、その人の生活史をまとめ、力量形成を促した契機を表としてまとめる段階まで行った。
二点目は、若手と中堅の医療ソーシャルワーカー各5名を対象とし、同一の事例を検討することで、そこで話されたコメントの違いを導き出すことである。
具体的には、埼玉県医療社会事業協会に所属する、(1)医療ソーシャルワーカーとしての経験年数が3〜4年の人5名と、(2)医療ソーシャルワーカーとしての経験年数が13〜16年の人5名を対象に、それぞれに事例検討の場を設けて、2〜3時間の事例検討会を開催した。現時点では、そこでの発言内容を録音し発話記録を作成し、特徴を抽出する作業まで行った。
次年度は、以上の調査結果を基にして力量形成支援システムの検討を行い、積極的に学会発表、論文作成を行う予定である。

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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