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2004 年度 実績報告書

ベトナムの障害者福祉における地域福祉実践の構造的理解に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15530365
研究機関滋賀大学

研究代表者

黒田 学  滋賀大学, 教育学部, 助教授 (10293581)

キーワードベトナム / 障害者福祉 / 第2次アジア太平洋障害者の十年 / 地域福祉 / 当事者組織 / セルフヘルプ活動
研究概要

本研究の目的は、アジアに位置する発展途上国ベトナムの障害者福祉施策の展開過程において、障害者の権利保障と福祉施策の地域での具体的展開および障害者福祉実践と障害者の地域生活との構造的な関連について、行政資料・関連文献の収集と検討および現地行政機関・団体、障害者当事者組織に対するヒアリング調査、障害者の地域生活についての実態調査を通じて明らかにすることである。併せて「第2次アジア太平洋障害者の10年」(UNESCAP)におけるアジア太平洋諸国とベトナムとの比較研究を行う。
本年度は、研究課題に関連する基礎的資料・文献の日本国内外での収集及びその検討・考察を進めつつ、前年度の準備段階、予備的作業を踏まえ、機関・団体ヒアリング調査を継続した。その対象は、障害者支援機関、研究機関、障害児者施設・学校である(1)ハノイ障害児救援協会、(2)ハノイ赤十字社、(3)ハノイ師範大学障害児教育学部、(4)ハノイ第1師範短期大学、(5)ベトナム障害者施策国家委員会、(6)知的障害者就労施設ホア・アン・ダオ、(7)ビンミン・インクルージョン学校、(8)ヒーボン自閉症児療育センター等である。なお、在宅障害者の生活状況について実態調査を予定していたが、相手方の協力を得るのが困難であったため、機関へのヒアリング調査に重点した。
その他に、アジア諸国の障害者福祉の動向について把握するため、UNESCAP(本部タイ)およびAPCD(Asia-Pacific Development Center on Disability)へのヒアリング調査を行い、「第2次アジア太平洋障害者の10年」におけるベトナムの障害者福祉の進展状況と比較検討を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 日本における障害児教育教員養成制度の特徴と課題2004

    • 著者名/発表者名
      黒田 学
    • 雑誌名

      日本ベトナム障害児教育・福祉研究 第2号

      ページ: 49-52

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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