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2004 年度 実績報告書

引きこもり未成年をかかえる保護者のストレス状況の分析と親訓練介入の効果

研究課題

研究課題/領域番号 15530445
研究機関新潟大学

研究代表者

神村 栄一  新潟大学, 教育人間科学部, 助教授 (80233948)

キーワード引きこもり / 保護者ストレス / 未成年 / 親訓練
研究概要

平成16年度中は、3年計画の二年目として、「非精神障害性の引きこもり未成年」に該当する事例の保護者への本調査を行った。調査においては、POMSあるいはSRS18(いずれも、成人一般のストレス測定を多面的に測定する尺度)などを用いて、保護者自身の不安や抑うつなどの変動を測定し解析を行った。また、「未成年引きこもりの保護者」固有のストレスの状況についても、半構造化面接による調査を行った。また、平成15年度中に開発された35項目からなる項目への回答も求められた。現在、その結果を解析しているところである。
また、調査研究の目的も含む支援であると説明した上で、12件の保護者との間で、新潟大学心理相談室にて継続支援を行うことに関する説明と契約を交わし介入をすすめている。介入においては、「効果的なかかわりのために」という冊子を作成、配布した。
平成17年度の以降の準備として、現在のところ以下の3点の準備をすすめている。(1)平成17年5月に実施予定である、すでに1年以上「引きこもり」の状態にある20歳未満者を家庭にかかえる保護者(20組前後)を対象として行う調査への協力を求め解析している。(2)平成17年度6月より開始予定の、引きこもり未成年保護者への親訓練介入のプログラムの原案に基づき、紹介ビデオを作成。(3)すでに介入を始めている事例介入において、親訓練プログラム実施上の問題点を確認している。

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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