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2003 年度 実績報告書

シュタイナー学校のアビトゥアクラスに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15530515
研究機関青山学院大学

研究代表者

今井 重孝  青山学院大学, 文学部, 教授 (80160026)

研究分担者 坂野 慎二  国立教育政策研究所, 教育政策・評価研究部, 総括研究官 (30235163)
キーワードシュタイナー / シュタイナー教育 / アビトゥア / アビトゥアクラス / ホリスティック教育 / 学力
研究概要

今井は、8月24日から9月1日まで、ベルリンの文部省、教員養成ゼミナール、シュタイナー学校の訪問調査にでかけ、資料を収集するとともに、クロイツベルクのシュタイナー学校のアビトゥアクラスの授業、とシュタットミッテの授業を参観するとともに、来年度のアンケート調査の了承を得ることに成功した。授業参観をすることにより、アンケート原案をさらにブラッシュアップすることができた。坂野は、2004年1月12日から18日まで、バーデン・ヴュルテンベルク州文部省、自由ヴァルドルフ学校連盟、ヴァルドルフ学校バーデン・ヴュルテンベルク州協会、ヴァルドルフ教員ゼミナール、シュタイナー学校を訪問し、資料を収集するとともに、来年度のアンケート調査の了解を得た。
坂野のシュトゥットガルトにある自由ヴァルドルフ学校連盟訪問に際しては、当研究が、相手方にも高く評価され、シュタイナー学校の機関紙『教育芸術』2004年2月号に、我々の調査研究に関する記事が掲載された。その中では、アンケート原案も紹介されており、ヴァルドルフ学校側もその研究成果に着目している、との高い関心が示されている。また、2004年1月19日(月)の地方紙「プフォルツハイム・クーリエ」にも、我々の研究が紹介された。
他方、州レベルにおける教育改革の動向についても把握することが出来、とりわけシュタイナー学校関連では、PISAショックと呼ばれるドイツの低学力問題を引き金とした学力調査の導入に対して、シュタイナー学校としてどう対処したらよいかという問題、また、大学入学までの教育年限をEU全体にあわせるために13年から12年に減らす動きがあり、これとの関係で、シュタイナー学校における13学年のアビトゥアクラスをどうするかという問題が浮上していることがわかった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 今井 重孝他: "内発的発展と教育"新評論. 478 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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