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2004 年度 実績報告書

教育活動を支援するための新しいタイプの小学校施設・設備計画の研究

研究課題

研究課題/領域番号 15530528
研究機関中部大学

研究代表者

笠井 尚  中部大学, 国際関係学部, 助教授 (10233686)

キーワード学校施設 / 学校建築 / 小学校 / オープンスペース / 学習環境
研究概要

1.学びの学校建築模型の制作および報告書の作成
愛知県犬山市教育委員会における学校改築作業を継続している。昨年度の課題を継承する「学びの学校建築設計委員会」を組織し、継続的な検討を行った。同委員会では、今年度、主に2つのことを実施した。来年度も継続的に取り組む。
(1)全体模型および学年群模型の2種類を制作し、昨年の「学びの学校建築検討委員会(平成15年度)」における論点の検討を行った。
(2)犬山市における社会教育、児童福祉、学校カウンセリングの状況についての調査を行い、主に学校内外の子どもの生活の面から、新しい学校施設計画において留意すべき点を分析した。
ひとつの小学校の改築作業としてみなされていた上の委員会の活動を、犬山市全体の取り組みとして拡げていく提案が教委から受け入れられたことは大きな成果と考えられる。
2.国内・海外における学校施設調査
本年度の調査は、国内は(1)新潟県聖籠中学校、海外は(2)カナダ・オンタリオ州トロント市内の2小学校で実施した。(1)では、教科教室型施設に設けられている分散型の職員室と併設された社会教育施設のあり方について情報を収集した。(2)では、古い学校施設を使いながら、活動的な授業を展開する学校のあり方を探った。とくに担当教員による教室づくりや設置されている教材・教具の豊富さについては、学ぶところが大きかった。
構想を全面的に取り入れる小学校の改築実施は、予算上の問題もあって、当初の計画よりも進行が遅れているため、本研究内容の発表には慎重にならざるを得ない。それでも、事務室設置にかかわることや調査に関する情報の公表は、一部ではあるが実施した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 小・中学校の事務室計画と学校事務2005

    • 著者名/発表者名
      笠井 尚
    • 雑誌名

      平成16年度名古屋市小中養護学校事務職員研究大会研究収録

      ページ: 78-81

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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