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2004 年度 実績報告書

戦後日本の少年非行に関するデータベースの構築

研究課題

研究課題/領域番号 15530537
研究機関筑波大学

研究代表者

土井 隆義  筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 助教授 (60217601)

キーワード少年非行 / データベース / 新聞記事 / キーワード
研究概要

少年非行に対処する機関として、関西地区を中心に活動をおこなっている社団法人、大阪少年補導協会がある。当協会の資料室には、少年非行に関して、昭和30年代から現在に至るまでの新聞記事・雑誌記事、また全国各地の補導機関が発行したパンフレット類が膨大に保存されている。しかし、それらの資料の大半は、予算・人員の制約上、ほとんど整理されずに保管庫に眠ったままとなっていた。また、昭和時代の資料は紙質が悪い上に、保存環境もきわめて劣悪なため、資料の多くがいまや崩壊の危機に瀕していた。
そこで本研究は、大阪少年補導協会の資料室に保管されている少年非行に関するこれら第一次資料のうち、すでに朽ち果てて判読不能になりつつあった昭和30年代〜昭和40年代の旧資料について、分類整理をした後に、重要と思われるものについて、まずはハード・コピーにとって保全をはかった。
つぎに本研究は、そのハード・コピーをもとに、昭和30年代から40年代にかけての少年非行に関する新聞記事スクラップについての目録一覧をデジタル・データとして作成し、CD-ROM化を行なった。新聞記事の本文については、デジタル化するだけの余裕が金銭的にも時間的にもなかったため、今回は見送らざるをえなかった。しかし、新聞記事の見出し部分については、すべてデジタル化されているので、この目録本体だけでも、この分野におけるデータベースとしてはじゅうぶんに利用価値があろう。

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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