研究課題/領域番号 |
15530594
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
鳥光 美緒子 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (10155608)
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研究分担者 |
山崎 晃 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (40106761)
七木田 敦 広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (60252821)
杉村 伸一郎 広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (40235891)
深澤 広明 広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (70165249)
上野 ひろ美 奈良教育大学, 教育学部, 教授 (90116541)
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キーワード | 幼小連携 / プロジェクト・アプローチ / レッジョ・エミリア / 学習 / 幼児 / 生活科 |
研究概要 |
本年度に行った研究実績の概要は大きく、以下の四つの整理することができる。 1 プロジェクト・アプローチをめぐる検討会の実施 8月4日、12月6日の二回、行った。第一回の報告者は鳥光、テーマは「プロジェクトをどう進めるべきか」であった。第二回の報告者は内藤博愛広島大学附属小学校教諭。テーマは、生活科授業実践「みんなのろめんでんしゃ」をめぐってであった。 2 プロジェクトの実践 2005年1月から3月にかけて、附属幼稚園の海組(四歳児)、空組(五歳児)の二つのクラスで、それぞれ、「裏山」「同一性と多様性」をテーマとするプロジェクトを試行した。 3 ドイツ・フランクフルト市保育施設と行政当局の視察 3月19日から26日にかけて、フランクフルト市保育行政当局と保育施設7カ所を訪問し、幼小連携について、またプロジェクト学習について討議した。受け入れ先は、フランクフルト市学校局保育課のD.Santifaller氏。訪問者は鳥光と、米神博子附属幼稚園副園長、内藤博愛附属小学校教諭であった。 4 研究成果の公表 ・日本保育学会第57回大会自主シンポジウム「保育カリキュラムはどう進むべきか」において附属幼稚園教諭がプロジェクト実践について報告した(5月16日) ・広島大学で行われた「保育研修セミナー」で、鳥光と林よし恵附属園教諭がプロジェクトをテーマに講演した(7月10日と7月17日)。 ・プロジェクト・ワークショップの開催。テーマは、「メルボルン幼稚園・小学校訪問記」、話題提供者は松本信吾、林よし恵の附属幼稚園教諭であった。
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