研究概要 |
平成15年度における研究実績は、以下のとおりである。 (1)全国の実態調査について-(財)日本教材文化研究財団の協力を得て、平成15年11〜12月にかけて研究開発学校並びに周辺校(計、1031小学校)を対象に「小学校英語教育における教材とシラバス」に関する調査を行った。詳細は、『小学校英語教育に関する実施状況調査・結果のまとめ』(小学校英語教材開発研究会,2004)参照。 (2)小学校英語活動の実際的研究について-主に、多摩市立竜ヶ峰(りゅうがみね)小学校と成田市立新山(にいやま)小学校他における学校教育研究を支援しながら「指導と評価の一体化」の実際的研究を行った。詳細は『自分の世界を広げる児童の育成〜英語活動で視野を広げ、主体的にかかわろうとする子をめざして〜』(竜ヶ峰小学校,2003)参照。また、教育政策との関連では、品川区の小中一貫教育としての構造改革特区における「英語科」の評価規準を開発するとともに、評価の在り方に関する実際的研究を行った。 (3)諸外国の教育事情について-主に、大韓民国における小学校の英語教育の現状と課題について文献研究を行った。とりわけ、第6次から第7次教育課程改革にかけての教育の成果と課題について研究を行った。
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