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2004 年度 実績報告書

重度・重複障害児へのスヌーズレンを活用した感覚指導の教育的効果に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15530623
研究機関三重大学

研究代表者

姉崎 弘  三重大学, 教育学部, 助教授 (30314107)

キーワードスヌーズレン / 重度障害幼児 / 療育センター / パルスオキシメーター / リラクセーション / 有効性 / 福祉実践
研究概要

本年度は、以下の5点について研究発表や研究論文の投稿及び研究のデータ収集を実施した。
1.三重大学教育実践総合センター紀要への論文掲載(平成16年3月)
研究題目「英国における障害児者へのスヌーズレンの福祉実践-Worcester Snoezelen Centerの取り組み-」(三重大学教育実践総合センター紀要 第24号 2004年3月)英国でのスヌーズレンの調査結果についてまとめた。
2.日本特殊教育学会第42回大会での研究発表(平成16年9月)
研究発表「重度・重複障害幼児と母親に対するスヌーズレンの有効性」
特に、変性末期の最重度児にもポジティブな変化が認められ、有効であることが示唆された。今後、生理的な指標を用いたより科学的な研究が必要である。
3.日本重症心身障害学会誌への研究論文の投稿(平成17年3月)
研究題目「重度障害幼児と母親に対するスヌーズレンの有効性について-母親へのアンケート調査から-」
4.日本重症心身障害学会誌への研究論文の投稿(平成17年3月)
研究題目「最重症幼児に対するスヌーズレンの療育効果について」
5.療育センターに通園している重度障害幼児にパルスオキシメーターを装着し、朝の会とスヌーズレン療育の両場面について、SpO2と脈拍数を測定した。全8回測定した結果、朝の会に比べて、スヌーズレンの場面は、呼吸が安定化しより楽になった、また脈拍は変動の幅が低下し落ち着きやリラクセーションが促された。今後、さらに科学的な研究を行うために、継続したデータの収集と解析が必要である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 英国における障害児者へのスヌーズレンの福祉実践-Worcester snoezelen Center の取り組み-2004

    • 著者名/発表者名
      姉崎 弘
    • 雑誌名

      三重大学教育実践総合センター紀要 24号

      ページ: 121-126

  • [雑誌論文] 重度・重複障害幼児と母親に対するスヌーズレンの有効性2004

    • 著者名/発表者名
      姉崎 弘
    • 雑誌名

      日本特殊教育学会第42回大会発表論文集

      ページ: 291

  • [図書] 改訂障害児教育入門2004

    • 著者名/発表者名
      姉崎 弘
    • 総ページ数
      259
    • 出版者
      三恵社

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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