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2004 年度 実績報告書

空間グラフの位相幾何学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15540097
研究機関早稲田大学

研究代表者

谷山 公規  早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (10247207)

キーワード結び目 / 空間グラフ
研究概要

1.小沢誠氏(駒澤大学)、堤幸博氏(上智大学)、新國亮氏(早稲田大学)との共同研究において、trivializabilityに関する禁止グラフを新たに9個発見した。平面グラフの射影図は各2重点にどのように上下の情報を与えても得られる空間グラフがnontrivialであるときknottedと呼ばれる。knotted projectionを持たない平面グラフはtrivializableであると呼ばれる。trivializableでなく、どのproper minorもtrivializableであるような平面グラフは全部で有限個であることが、Robertson-Seymourの理論から分かるが、そのようなグラフは今まで7個しられていたが、今回新たに9個発見した。他にも何個かあると思われるがそれは今後の課題である。
2.郡山登美代氏(早稲田大学)との共同研究において以下を示した。handcuff graphのregular projectionsについてはTaniyama-Yoshiokaの研究によって、それがいつ、nontrivial handcuff graphのprojectionになるか、identifiable projectionであるかないか、がよく分かっていたが、今回、handcuff graphを含むgraphのある族に関して、それらのprojectionsがいつ、nontrivial embeddingsのprojectionになるか、identifiable projectionであるかないかを決定した。証明にはある種の平面グラフのtrivializabilityに関する結果を使った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Identifiable projections of spatial graphs2004

    • 著者名/発表者名
      Y.Huh, K.Taniyama
    • 雑誌名

      Journal of Knot Theory and its Ramifications 12

      ページ: 991-998

URL: 

公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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