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2003 年度 実績報告書

6dF銀河サーベイによる局所宇宙の巨大構造について

研究課題

研究課題/領域番号 15540232
研究機関岐阜大学

研究代表者

若松 謙一  岐阜大学, 工学部, 教授 (30021801)

研究分担者 池内 了  名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (90025461)
高羽 浩  岐阜大学, 工学部, 助教授 (90293539)
キーワード銀河団 / 赤方偏移 / 巨大構造 / 宇宙論
研究概要

我々のグループは、2002年7月に、この分光器を利用して「へびつかい座超銀河団の中心領域」の約200平方度の天域の観測を行った。約700個の銀河を観測し、現在までに約90%の解析を終え、660個の銀河について赤方偏移の測定に成功した。へびつかい座銀河団の中心域にある銀河の多くが銀河団メンバーであることが確認された。
観測天体リストは、カリフォルニア工科大学のJarrett氏らの赤外線サーベイ(2-Micron All Sky Survey ; 2MASS)から提供をうけ、K-バンドでのホモジニアス・サンプルに基づいて行った。赤方偏移が測定された銀河について、2MASSカタログに基づいて、赤外線でのデータを整理しているところである。
この観測は「6dF Galaxy Redshift Survey」という国際プロジェクトの一部を担うものであり、2003年7月にオーストラリアでの国際天文学連合でのシンポジューム216に出席し、この成果の一部を発表し、銀河面での赤方偏移サーベイの今後の観測指針の確立に貢献した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Satoh, Y.: "Faint 6.7 Micron Galaxies and Their Contributions to Stellar Mass Density in the Universe"Astron.J.. 127. 1285-1301 (2004)

  • [文献書誌] Kawara, K.: "ISO Deep Far-infrared Survey in the Lockman Hole"Astron & Astrophys.. 413. 843-854 (2004)

  • [文献書誌] Wakamatsu, K.: "The 6dF Galaxy Survey"A.S.P.Couf.Ser.. 216. 161-167 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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