研究概要 |
1.研究代表者が開発した運動計測法を基に,2台の3次元運動計測装置(Optotrak3020 Northern Digital Inc.,CANADA)を用いて,20人の被験者の親指と人差し指のつまみ運動の計測を行った. 2.計測データから,各リンクの姿勢,指リンク機構の各パラメータ(各リンク長比,および関節角度)の値を求めた. 3.求めたパラメータの値より屈曲/伸展運動における人差し指のリンク機構の運動学モデルを構築する. 4.つまみ姿勢における人差し指リンクモデルの指先の操作性を、可操作性楕円の形状より評価した. 5.つまみ姿勢において、人差し指と親指の先端の協調動作における可操作性は人差し指の姿勢に依存することが示された。
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