研究概要 |
(1)調査:関連技術(動画像高圧縮技術、高速信号処理技術、LSIの低消費電力化・高性能化技術、リーク電流の削減技術等)を調査して、長所・短所を洗い出した. (2)研究:これまでに新アルゴリズム「超高速中断法動き検出アルゴリズム」を開発した.この結果、画質の向上(全探索法以上の画質)、処理の高速化(2倍以上)を達成することができた.さらに、プロセッサの消費電力を従来約1/1,000,000(数mW)以下に低減できることを確認した. (3)研究:新アーキテクチャ、新回路を開発して、動作時消費電力およびリーク電流をそれぞれ従来の1/1,000、1/1,000以下に削減できた. (3)設計・試作・評価:「マルチステップ中断法動き検出アルゴリズム」、新アーキテクチャ、新回路を採用したテストチップ(動きベクトル検出回路、メモリ、固体撮像素子、動作時消費電力・待機時消費電力測定回路、等)を0.18-μm CMOS技術と購入設備を用いて設計し、VDECで試作・評価した.
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