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2003 年度 実績報告書

ル・コルビュジェの建築理論にみるウィトルウィウス的原理への遡及

研究課題

研究課題/領域番号 15560557
研究機関福井大学

研究代表者

白井 秀和  福井大学, 工学部・建築建設工学科, 教授 (40206272)

研究分担者 村田 一也  石川工業高等専門学校, 建築学科, 講師 (90360859)
キーワードウィトルウィウス / ル・コルビュジエ / ウンブデンシュトック / ヴェネツィア / 美・用・強三原理 / エコール・ポリテクニーク / 原理志向性 / 起源
研究概要

本研究の採択は、平成15年の10月に決定したため、研究期間は半年程度しかなかったものの、文献の収集等で国内外の研究施設等に赴き、さまざまな関連資料を入手した。
白井は、国内の大学等で主として新刊の関連洋書の収集に努めた。なかでも、ル・コルビュジエを特集した1946年刊行の「Architecture d'aujourd'hui」誌の別冊号や、ル・コルビュジエが敵対視したエコール・ポリテクニークの教授Gustave Umbdenstockの代表的な著作「cours d'architecture」(1930)や、ウィトルウィウスに関する貴重な記述がみられる、Alexande Du Boisの「Les architectes par leurs oeuvres」の第一巻などの入手は、かなりの成果であったと考える。
また、白井は、平成16年の2月末から3月初めにかけて、ヴェネツィアに赴き、当地のヴェネツィア建築大学等にて、ウィトルウィウス関連の資料や、ル・コルビュジエのヴェネツィアでの建築計画に関わる資料を収集した。
研究分担者の村田は、国内の大学等でル・コルビュジエ関連の新たな資料の収集を行った。
両名とも、今記述したように、本年度は、資料の収集に重点を置いた研究初年度であった。これらの収集の成果は、次年度に予定される建築学会等での研究発表会に反映するのは勿論のこと、さらなる文献の収集にも道を開くことになろう。
以下に、現在構想中の報告書の概要(あくまでも予定)を提示したい。
序
第一章 ル・コルビュジエの「建築へ」にみられるウィトルウィウス的原理
第二章 ウィトルウィウスの建築原理をめぐるル・コルビュジエとウンブデンシュトックの対立
第三章 ル・コルビュジエのヴェネツィア建築計画にみるウィトルウィウスの美・用・強三原理
第四章 ル・コルビュジエとウィトルウィウスの原理志向性の問題
結

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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