研究課題
1.風洞試験模型の改修15年度の改修設計に基づき翼模型の製造業者に委託して風洞試験翼模型の改修を実施した。舵面支持部分の外板つなぎ部分、リブ(小骨)位置の外板部分などの亀裂はウレタン樹脂の貼りかえによらず、局所補修改修でもフラッタによる翼の破損を防げると判断され、経年劣化部分の補習を実施した。このことで経費を節減した。2.風洞試験翼模型のナビエ・ストークス数値解析コードに基くフラッタ解析15年度に引き統き既存の翼模型に対してNS数値解析コードに基づく遷音速でのフラッタ解析を進めた。3.数値結果に基づく数学モデルの検討既提案の非線形数学モデルが基づいている線形フラッタ方程式の見直し作業を進めた。さらに、非線形数学モデルに対する分岐解析に使用する連続法に生じた不具合に関して海外共同研究者とともにその原因を検討した。線形フラッタ方程式に非線形項を付加した非線形モデルに基づいて、制御によってもLCO発生の動圧が十分には高まらない現象を予測し、国際航空科学評議会国際会議で発表した。4.風洞試験準備次年度当初に割り当てられた宇宙航空研究開発機構の遷音速風洞での風洞試験に備えて種々の準備作業を進めた。
すべて 2004
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