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2003 年度 実績報告書

プラズマ過程と原子分子過程の複合による核燃焼プラズマの境界構造形成と動特性の研究

研究課題

研究課題/領域番号 15560722
研究機関特殊法人日本原子力研究所

研究代表者

鎌田 裕  特殊法人日本原子力研究所, 炉心プラズマ研究部・主任研究員, グループリーダー (30354567)

研究分担者 竹永 秀信  特殊法人日本原子力研究所, 炉心プラズマ研究部, 副主任研究員 (60354601)
杉原 正芳  特殊法人日本原子力研究所, ITER開発室, 主任研究員
波多江 仰紀  特殊法人日本原子力研究所, 炉心プラズマ研究部, 研究員 (10343914)
中嶋 洋輔  筑波大学, プラズマ研究センター, 助教授 (00188939)
居田 克己  核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 教授 (00184599)
キーワード周辺プラズマ構造 / 原子分子過程とプラズマ過程 / 密度分布 / 中性粒子 / トカマク / ヘリカル / タンデムミラー / 国際データベース
研究概要

本研究の初年度として、以下を実施した。
(1)周辺データベースの作成
JT-60(日本原子力研究所)の実験結果を用いて、トカマク境界プラズマ構造の分布データベース(ペデスタル巾、温度、密度、圧力等)を作成し、国際トカマク物理活動(ITPA)周辺ペデスタルトピカルグループの国際データベースへ提供した。JT-60のデータを用い、「JT-60UにおけるL-H遷移時のダイバータプラズマ特性(竹永他)」を第20回プラズマ・核融合学会年会(H15/11)で発表した。
また、ヘリカルプラズマ(核融合科学研究所のLHD装置及びCHS装置)及びタンデムミラープラズマ(筑波大学のガンマ10装置)における境界プラズマ構造の分布データベース作成のための議論を開始した。
(2)国際装置間比較実験解析の実施
国際データベースへの貢献のため、JT-60(日本)及びJET(欧州)を用いた周辺ペデスタル構造の比較実験を実施した。その結果、特に、周辺ペデスタル部でのプラズマ回転がペデスタル構造に大きく影響することを新たに見い出した。これらに基づき、中性粒子侵入と密度分布解析及び安定性解析を開始した。(「Hモードと輸送障壁に関する第9回IAEA-TCM」で国際共同実験として発表:論文は査読中)。
(3)国際詳細分布データベース活動
本研究で主目的とする「原子分子過程とプラズマ過程の複合」というアプローチの重要さが認識され、上記ITPA周辺ペデスタルトピカルグループの中心課題として本アプローチからの解析に必要な詳細分布データベースの作成が決定された(同グループの第5回(H15/10)及び第6回(H16/3)会合)。

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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