研究課題/領域番号 |
15580130
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
平田 永二 琉球大学, 農学部, 教授 (40045117)
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研究分担者 |
榎木 勉 琉球大学, 農学部, 助手 (10305188)
新里 孝和 琉球大学, 農学部, 助教授 (50045118)
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キーワード | 生物多様性 / 沖縄島北部 / 亜熱帯性常緑広葉樹林 / International Biodiversity Observation Year / 無脊椎動物 / 固定試験地 / 亜熱帯フィールド科学教育研究センター / 動植物 |
研究概要 |
琉球大学農学部附属亜熱フィールド科学教育研究センター与那フィールドにおいて、生物の多様性についてのモニタリングおよび、既存データの整理を行った。 このモニタリングはInternational Biodiversity Observation Year (IBOY)の一環として当フィールドの亜熱帯性常緑広葉樹林で行われ、植物については、胸高直径10cm以上の樹木の毎木調査、稚樹、草本、シダ植物の種リストが作成が行われた。無脊椎動物については、マレーゼ、ウインドウ、ライト、ピットフォールトラップによる採取を2003年6、9月、2004年1月に行い、土壌動物については2003年9月と2004年3月に採取した土壌サンプルからmacrofounaのハンドソーティングを行った。これらは種の同定作業が継続中であるが、目レベルでは概ねデータ化されている。 気象データは自動観測装置による継続測定、土壌、リターフォール、林床の有機物蓄積量については既存のデータの整理を行った。また、与那フィールド内にある69ヶ所の固定試験地において1980年から5年ごとに測定されている樹木の毎木調査データについては資料の整理および電子化をおこなった。 これらの調査作業の中間報告として2003年12月京都で開催されたDIWPAの国際シンポジウムにおいて"DIWPA-IBOYin Yanbaru Forest ; Subtropical evergreen broad-leaf forest in the Northern part of Okinawa Island"の題目でポスターによる発表を行った。
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